今のコロナ対策を続けるべき? 男性の3人に1人は日常に戻る「欧米流」を支持
マスクが不要な欧米、都市のロックダウンが続く中国。新型コロナ対策の「正解」はどれなのか…。
オミクロン株による第6波がようやく少しづつ落ち着いてきた、日本の新型コロナウイルス感染拡大状況。2月1週目には2万人台を超える日が続いていた東京都の新規感染者数も、前週を下回る状態が続いている。
画像をもっと見る
■各国の対策はバラバラ
日本では、ワクチンの2回目接種までは順調に進んだものの、若年層を中心に3回目接種率はやや伸び悩む。一方で、公共交通機関や店舗などでは、マスク着用が強く推奨され、実質的には強制に近い雰囲気だ。
海外を見てみると、ロシアに侵攻されているウクライナからの映像では、兵士も市民も避難民もマスクを着用している人はほとんど見られない。
また、殴打事件で話題となったアカデミー賞授賞式も、屋内で行われたにもかかわらず、観客席にも壇上でも、また日本人出席者を含めてマスクを着けている人の姿はほぼ見られなかった。
一方で、「ゼロコロナ」を推し進める中国では、大都市・上海でロックダウン(都市封鎖)が続くなど、経済にも甚大な影響が拡がっている。
関連記事:ひろゆき氏、マスク規制緩和後のパリについて語る 「コロナ終わったみたい」
■6割が日本流を支持
これから、日本はどの方向に進んでいけばよいのだろうか。Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、「今の日本の対策を続けるべき」と答えた人は全体の62.5%。
「欧米のようにかつての日常に戻って対策を緩和すべき」と答えた人は27.8%。中国型の厳しいゼロコロナ政策を求める人は9.7%にとどまった。