農園で販売されている訳あり「闇落ちとまと」 購入しようとしたお客の勘違いが話題

新潟のトマト農園で販売されている「闇落ちとまと」。一文字間違えるだけで、全然違う意味になると話題に…。

2022/05/25 04:00


少し形が悪かったりふぞろいだったりするものの、味は正規品と変わらない「訳ありグルメ」。手ごろな価格で購入できることもあって、需要も高い。

今ツイッター上では、訳ありトマトを販売する農園のアカウントによる投稿が話題だ。

【話題のツイート】闇落ちとまとなる商品を販売しているが…


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■闇市のトマトと勘違い?

闇落ちトマト

「直売所でフルーツトマトの訳あり品を『闇落ちとまと』と名付けて販売しているんですが、爺ちゃん婆ちゃんは『闇市のとまとはあるか?』と言うので、なんだかうまく伝わっていないようです」とお客との微笑ましいエピソードを投稿したのは、新潟県にある曽我農園のツイッターアカウント。

たしかに2つの名前は似ているが、意味が大きく変わってくる。「闇落ち」は光の存在が闇に落ちたり堕落することに対し、「闇市」は闇取引の品物を売る店が集まっている場所を指すので、正規ではない流通経路で仕入れたトマトになってしまう…。

もちろん同園は違法な商品は扱っておらず、雪国の冬を乗り越えた「越冬フルーツトマト」などを販売。闇落ちとまとは、トマトを甘くするために水やりを控えると出てしまう尻腐れが発生したもの。一部が黒く変色するので一般には流通しないが、直売所で販売されている。糖度が8度以上で、フルーツのような甘さが特徴だ。


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■ネットでは笑顔になった人が続出

曽我農園さんの投稿にネットでは、「闇市は草」「う~ん笑った」「『闇落ち』と『闇市』……確かに似ているけど(笑)」といったコメントがあがるように、笑顔になった人が続出。

他には、「ネーミングがステキ」「『闇落ちトマト』は上手いなぁ」「天才」「とても素晴らしいアイディアですね」など、インパクト抜群の商品名を褒める声も多く見られた。

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■販売の経緯を聞いてみると
フルーツトマト
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