焼く前に仕上がりがほぼ決まる 「初心者でも失敗しないステーキの焼き方決定版」
初心者でも簡単に最高のステーキを焼く方法は、焼く前の準備が大事だった。
「ステーキの焼き方」で検索すると、シェフの焼き方から料理研究家が編み出した焼き方など、山ほどの焼き方が検索結果に出てくる。
仕事柄記者はその中の数多くの焼き方を試してきたのだが、その焼き方を上手く組み合わせることで、「初心者でも失敗しないステーキの焼き方決定版」にたどり着くことができた。
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■準備するのは…
その焼き方とは、焼き方と言っても焼く前に仕上がりがほぼ決まる方法。準備するのはスーパーで売っているステーキ肉と塩、そして肉の水分を包むと抜いてくれる「ピチットシート」だ。
ピチットシートは業務用のスーパーでも売っているが、Amazonなどの通販で手に入れるのがもっとも簡単。キッチンペーパーで代用してもいいのだが、水分の抜け具合がやや甘いので、仕上がりが少し悪くなってしまうことは覚悟して欲しい。
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■準備の流れ
手順としては、まずキッチンペーパーで肉表面の水分を拭いてから、塩を全体に薄くまんべんなく刷り込ませる。そうしたらピチットシートで包み、丸一日置いておこう。
こうすることでピチットシートと塩のダブル脱水効果で、一日置いておくだけでかなりの水分が肉から出る。そうすることで焼いたときに表面をこんがりと焼きやすくなり、焼いたあとに切ったときにも肉汁が出ずべちょべちょになりづらいのだ。