夏場の水分補給は要注意 約4割の人がやっている“よくない飲み方”とは…
暑い日には熱中症予防のために水分補給が欠かせないが、飲み方によってはかえって危険なことも…。
うだるような暑さの中、熱中症にならないようにこまめな水分補給を心掛けている人は多いだろう。しかし、水分も取りすぎるとかえって危険な状態に陥ることがあるという。
■暑すぎて水分補給の加減ができない
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,312名を対象に実施した調査では、全体で44.7%の人が「暑すぎて水分補給の加減ができず、飲みすぎてお腹を壊したことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は51.3%、女性は39.4%という結果に。
では、水分を摂りすぎるとどのような良くない症状が引き起こされるのだろうか。
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■最悪は死に至る「水中毒」
1つは、「水中毒」と呼ばれる症状だ。アルカリイオン整水器を取り扱う日本トリムのHPによると、腎臓の処理能力を超えた水分を急激に摂取すると、細胞がむくんだり、血液中のナトリウム濃度が減少し、頭痛や嘔吐などの症状から、酷いと痙攣、昏睡、呼吸困難などの症状を引き起こし、死に至ることもあるという。
同HPによると、1日に飲み水から摂取すべき水分量の目安は1.2リットルだそう。季節や運動量により適量に違いは出てくるが、水中毒にならないためにも、1.2~2リットル程度を7~8回に分けて飲むというのが望ましいようだ。