太田光、旧統一教会信者への偏見を心配 「何の悪意も…」「まるで暴力団」
爆笑問題の太田光が、旧統一教会問題で高まる信者への偏見を危惧。教団が反社のように叫ばれている現状にも異論を唱えた。
28日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、爆笑問題の太田光がレギュラー出演。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)問題について、信者への偏見を心配した。
■前提の議論から疑問視
番組はこの日も、旧統一教会と政治の関係について特集。教団関連団体のイベントに出席した山際大志郎経済再生相が歯切れの悪い説明を行っていることや、自民党が全議員にアンケートで教団との関わりを調査する意向などを紹介していく。
太田はこうした動きについて、「なんか『統一教会との関係があったことはいけないことだ』って前提になってるけど…」と根本から疑問視。
「だけど、これってじゃあ、統一教会が反社だってことを確定させるんですか? ってことを、僕は岸田(文雄首相)さんに聞きたい」と続けた。
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■信者への偏見を心配し…
理由については、「だって今の段階では、宗教法人として認められた宗教なわけで。これ、このまんま『関係を調査していきます』ってのは、まるで暴力団との関係と同じですよ」と指摘。
さらに、「この先に行くと、じゃあ反社であるってみんなが思うわけじゃないですか? そうすると、その信者たちは、まるで暴力団の組員のように見られちゃう」と信者への偏見を心配する。