「死にかけの豚肉」酷評のしゃぶしゃぶをウーバーイーツで頼んだ結果
ウーバーイーツで酷評されているしゃぶしゃぶを注文。記者が気付いた「改善点」とは…。
自宅にいながら、様々なジャンルの料理を食べられるUber Eats(ウーバーイーツ)。その中に「死にかけの豚肉」と酷評される鍋を発見。気になる料理を頼んでみると…。
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■しゃぶしゃぶ店を発見
コロナ禍で身近な存在になったフードデリバリーサービス「Uber Eats」。アプリを開くと様々なジャンルの料理が並び、ステーキやラーメン、鍋などこれまで出前で食べにくかった料理も頼めるようになった。
11月中旬の肌寒い昼下がり、温かいものが食べたくて鍋料理を探していた記者はあるしゃぶしゃぶ店を発見。豚肉や人参、小松菜、しめじなどたっぷりの具材を熱々の出汁に付けて食べる写真に目を奪われた。
しゃぶしゃぶはスーパーで具材を買い、野菜を切って、お皿にたれをよそうなど、少々面倒だが、このレベルのものを自宅に運んでもらえるのはありがたい。
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■「死にかけみたいにパサパサ」
さぞ高評価されているに違いない。そう思いお店の口コミを見たところ、評価する声も多いのだが、「豚肉が死にかけみたいにパサパサ」という厳しいコメントを発見。
「死にかけの肉」とは肉の質を指摘しているのだろうか…。これは自分の目で確かめる必要がありそうだ。
記者はお店の看板メニューである「しゃぶしゃぶ鍋セット」(1,680円)を注文。豚肩ロースに野菜やきのこ、2種類のたれ、ねぎやもみじおろし等の薬味が付くようだ。
注文して20分。到着した豚肉を食べて、衝撃を受けるのであった…。
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■肉を入れようとすると…
中に入っているものは、メニュー写真と遜色ない。問題の豚肉も見た目は鮮やかなピンク色でと美味しそうだ。
何はともあれ食べてみないと分からない。作り方はスープを火にかけてある程度温まったら野菜が柔らかくなるまで煮込み、その後肉をサッと茹でるというオーソドックスで簡単。
肉を入れようとしてカチカチに凍っていることに気付く。作り方を見ると、真空パックに入った肉を水に数分つけておけば解凍されるとのことだったのでその通りにしたのだが…。
まったく解けない。箸で一枚取ろうとしてもまったく取れず、結果凍った肉を塊のまま入れる羽目になった。
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■記者が気付いた改善点
何とか火を通し、肉を食べたところ柔らかく味も悪くない。ただ、カチカチに冷凍されていたためか、パサパサした食感だ。
一方、野菜はどれもシャキシャキして甘みがある。つけダレはポン酢とチリソースなのだが、肉・野菜共に相性抜群だ。
特に、チリソースはピリッと辛い中にコクがあって堪らない。2,000円以内という価格を考えても、味は申し分ない。
それだけに、肉がもったいないと感じてしまう。生肉をそのまま配達するのは難しいと思うが、もう少し解凍してから運ぶなど、パサパサにならない工夫が必要だ。
「死にかけ」と言うほど質は悪くないので、その辺りを改善すれば最高のしゃぶしゃぶになると思う。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)