しつこいセールスを”撃退”するアイテムが人気 「ありそうでなかった」絶賛の声続出
16種類の男性の声が入った「応答くん」。この商品を絶賛する声が続出していて…。
家にいる時、インターフォンが鳴って出たら訪問販売だった。いくら断っても、商品を売りつけてこられて辟易する──。
こんな経験がある人は少なくないはず。しつこい訪問販売や勧誘を”撃退”できる画期的アイテムが爆誕したのをご存知だろうか。
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■16種類の音声が収録
1日、家電や雑貨を販売するライソンから、ボタンを押すと男性の声を発する装置「応答くん」が発売された。この商品の注目すべき点は、収録された音声が16種類もあること。
「玄関の前に置いておいてください」「宅配ボックスに入れておいてください」など宅配業者とのやりとりを想定したものから、「何の用ですか?」「帰ってください」「これ以上来たら警察呼びますよ」といった強気なものまで入っている。「もう電話してこないでください」という音声もあるので、使い方次第では電話での勧誘にも効きそうだ。
「帰ってください」「警察呼びますよ」というワードは心の中では思ってもなかなか相手には言いにくい。しつこい勧誘やセールスが来た時にこれを使えば、キッパリ断ることができるのだ。お値段も税込み2,200円とお手頃。
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■ネット上でも絶賛する声
ボタン一つでしつこい勧誘を”撃退”できるとあって、反響は大きい。ネット上では「一人暮らしでしつこいセールスで怖い思いしたことあるから最高」「ありそうでなかった代物」「男性の声ってだけでしつこさ変わるからいいと思う」「女性の一人暮らしであることを知らせないのは防犯面でも大きい」など、絶賛する声が続出している。
画期的なアイテムはどのようにして生まれたのだろうか。販売元であるライソン 広報に問い合わせたところ、「驚きの裏側」が明らかになったのだ…。
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■「応答くん」誕生の裏側
なぜ、「応答くん」を開発しようと思ったのだろうか。「コロナ禍でネット通販や出前を利用する機会が多くなり、インターフォンで対応することも増えました。弊社の一人暮らしの女性社員が『インターフォン対応で女性の一人暮らしだと知られたくない』と話したことがきっかけで、開発することになりました」(ライソン 広報)。
ネットで欲しいものを注文していて、インターフォンが鳴り宅配業者かと思ってよく確認せずに出たら、訪問販売だった…というケースもある。自宅にいながらショッピングする今の時代、大いに役立ちそうだ。
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■発売から1ヶ月経った反響
発売から約1ヶ月経っての反響を聞いてみると…。「女性の一人暮らしや高齢の方の需要が高いです。その他、『一人暮らしの家族が心配だから、プレゼントのために買った』といった声も多いです。また、メーカーとしては、子供の留守番の時に親がいることを装うといった使い方も想定しております」(前出・ライソン 広報)。
高齢の両親が心配、娘が一人暮らしを始める、はたまた家に子供しかいない…など、様々な利用シーンに対応できそうだ。一家に一台「応答くん」があってもいいかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)