27万円かけて親戚の結婚式準備を手伝ったのに… 招待されず憤る夫婦へ同情の声
ある画家は「友人が『娘のために無料で絵を描いて』と言ってくる」とコメント。いくら親しくても、仕事は仕事だ。
結婚する親戚のために大金をかけて準備したにも関わらず、その好意を無下にされてしまった夫婦。ネットで憤る気持ちを告白すると、「仕事にはお金を払うべき」と、夫婦に同意する声が多く寄せられた。『Bored Panda』などの海外メディアが取り上げ、話題を呼んでいる。
■いとこが無料で依頼
欧米で人気の掲示板サイト『Reddit』に、妻とともに印刷会社を経営する男性がある悩みを投稿した。そのタイトルは、「妻のいとこの結婚式に、招待できないと言われた。請求書を送った私は間違っているだろうか?」というものだ。
投稿者は、普段から友人の結婚式やイベントの際に、無料で招待状やチラシの制作を請け負っていた。それを聞きつけた妻のいとこが、結婚式の看板やゲストブック、等身大の切り絵など、すべてを任せたいと依頼してきたという。
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■「親しい友人と家族でやる」
依頼を快諾した夫婦だったが、連絡はいとこのウェディングプランナーが行うばかりで、いとこ自身は一切関わってこない。結婚式の招待状も受け取っておらず、式がいつかも知らされないまま突然締め切りを提示された。
妻がいとこに連絡を取ったところ、「結婚式への招待は、親しい友人と家族に縮小することにした」と言われ、投稿者夫妻の席は用意されていないことが発覚したという。
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■材料費は総額27万円
投稿者は、「僕と妻はかなり傷つき、侮辱された気分になった」と語っている。いとこのウェディングプランナーは、印刷物に何度も修正を要求し、夫婦は多くの時間と経費を費やした。その総額は2,000ドル(約27万円)にものぼったという。
夫婦は、いとこに材料費だけでも払ってほしいと請求書を送った。すると、いとこや知らない親族から、「最低だ」と夫婦を罵る電話がかかってくるようになったそうだ。
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■「仕事にはお金を払って」の声
この投稿を見た人々からは、「あなたは間違っていない。全額請求するべき」「『割引は親しい友人と家族に縮小します』と伝えましょう」「無償で依頼するほどには親しいのに、結婚式に招待するほどではないってこと? 最低だ」と、投稿者を擁護するコメントが相次いだ。
また、「私はIT関連で働いてるけど、本当にたくさんの友人がパソコンの不調を訴えてくる。仕事でやっているんだから、お金を払ってほしい」という声には多くの「いいね」と同意のコメントが寄せられている。
いくら親しくても、仕事と友情は切り離して考えるべきだろう。
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(文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)