周囲に気を使わせて…　約7割が「イライラしてやってしまった態度」とは

できることならば、いつも笑顔でいたいと思っているのに…。

調査

2022/12/03 06:30

嫌なことがあれば、イライラした気持ちになる人もいるだろう。しかしそのイライラを表に出せば、周囲の人が気を使ってしまう場合もあるようだ。

Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女1,000名を対象に「自分の性格」に関する意識調査を実施したところ、全体で69.3%の人が「イライラを表に出してしまう」と回答した。

男女別でみると、男性は69.6%、女性は69.0%となっていた。

編集部が話を聞いた30代女性は、「私がイライラしていると、後輩とかが萎縮してしまうので気をつけるようにはしています。ただ短期な性格のために、ちょっとしたことでイラッとしてしまうんです。そんな気持ちが、知らないうちに顔に出ていることもあるでしょうね」と話す。

イライラしてしまうのは上司が原因のようで、「本来であれば、その怒りは上司自身に向けるのが正しいのかもしれません。ただそれは無理なので、一人でイライラしてしまうのでしょうね。それが、後輩にまで迷惑をかけている悪循環で…」と続けた。

イライラして周囲に当たる同期がいる20代女性は、「同じ部署にいる同期はとても自己中心的な性格で、あつかいに困っています。機嫌が悪くなると周囲に当たることもあるので、すっかりと腫れ物になってしまっていて…。彼女がイライラしているときには、上司さえも気を使っていますからね」と語る。

彼女自身もその同期にイライラしているようで、「同期にイライラをぶつけられるのを嫌がって、後輩や他部署の人はなんでも私に聞いてくるんです。そのために私の仕事が増えていっているのに、同期は私に『仕事が遅い』と言ってくるので…」とも話していた。

イライラする自分に反省している人も多く、「イライラを表に出すようになったら相手を大切に出来てない証拠だし、その相手にムカつくなと思ったら自分も当てはまっているから注意な。今の私の話なんだけど」というツイートも。

またすぐイライラする人には迷惑している場合もあるようで、「すぐに怒る人とか、イライラした態度を表に出す人が近くにいると萎縮してしまい、すごく苦手」との投稿もあった。

（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間：2022年10月31日～2022年11月01日
対象：10代～60代男女1,000名