デヴィ夫人の「莫大な富を築いた経緯」とは 異国で0歳の娘を育てながら…
1940年の戦時下に生まれたデヴィ夫人。「命を狙われる危機」があるなど知られざる壮絶な人生とは…。
14日放送の『決断の瞬間に密着!いきざま大図鑑』(日本テレビ系)に、タレントのデヴィ夫人が出演。テレビではあまり語られて来なかった自身の過去に触れ、視聴者の注目を集めた。
■終活について思うこと
タレントの半生を特集する同番組。今回は、82歳を迎えたデヴィ夫人の終活、また生い立ちなど、その長い人生に密着した。
大豪邸の玄関に、犬を抱えて登場したデヴィ夫人。その後、室内を案内しつつ、宝石でできている地球儀やエメラルドの3分計など、数多ある貴重品をカメラに向け紹介していく。「あなた方(スタッフ)が想像できないほど」数が多く、また金額も相当なものになるという。
「生きている人間は残された人間にとって、面倒な問題がないようにしてあげるのが礼儀」との思いから、それらの品々をどうするか検討しているようだ。
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■国際的なビジネスで成功
番組ではさらに、デヴィ夫人の人生に迫る。「そもそもなぜ大きな富を築けたのか?」がテーマとなり、現在にいたるまでの半生をVTRで紹介。22歳のとき、インドネシアのスカルノ元大統領と結婚、日本人初の海外大統領夫人として大きく話題になるも、世界情勢の関係で同大統領が失脚する。
命を狙われる可能性があったデヴィ夫人は、6カ月の娘を抱いてフランスへ亡命。娘を一人で育てるためにパリでゼロから人生を歩むことになり、その中で始めたのが、石油関係などの国際的なビジネスコンサルティングの仕事。これが成功し、現在の財産を築くに至ったそうだ。
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■「尊敬する」とネット感動
その後、子供たちはイギリスに住まいを構え、自身は日本で忙しくタレント業を行うかたわら、難民支援や被災地復興支援などの活動に精を出しているという。
1940年、第2次世界大戦の真っ只中に生まれ、貧しい中育ったというデヴィ夫人。こうした過去を知らなかった視聴者も多いようで、ネット上には「すごい。ご本人が築いたのか…尊敬する」「行動力が素晴らしい。あまりにも素敵で言葉が見つからない」と多くの反響が寄せられていた。
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■自分らしい「死」とは
「私がポックリ逝ってしまうようなことがあったら…」とお墓も自ら準備中だと話すデヴィ夫人。現在は「どういう死を迎えたら私らしいか」と考えているようで、思いつくのは「ヨーロッパのアルプスの山の上で月を眺めながらシャンパングラスを片手に、みなさまさようなら~」というものらしい。
「春になって雪が溶けても、体は溶けないでそのまま。氷の中に100年後、私そのままが現れる」と語り、照れたように笑って見せた。
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(文/Sirabee 編集部・東水 壮太)