「食えたもんじゃない」酷評のウーバーイーツのステーキ 写真詐欺に目を疑う…
ウーバーイーツでステーキ丼を注文。「食えたもんじゃない」という味は…。
自宅にいながら、様々なジャンルの料理を食べられる「Uber Eats(ウーバーイーツ)」。その中に、「食えたもんじゃない」と酷評されるステーキ店を発見。気になる料理を頼んでみると…。
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■夢のようなお店を発見
コロナ禍で身近になったフードデリバリーサービス「Uber Eats」。アプリを開くと、和食・洋食・中華と様々なジャンルの料理が並ぶが、コロナ禍で食べられるようになったものも多い。
ステーキもその一つだろう。今では熱々でジューシーな肉を自宅で食べられるのが当たり前になった。
12月中旬、ウーバーでステーキ店をリサーチしていたところ、気になるお店を発見。牛肉、豚肉、唐揚げと肉がたくさん盛られた夢のようなプレートの写真が並んでいたからだ。
評価も星5点中3.9と悪くない。値段も1,500~2,000円とほどほど。
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■サービスも至れり尽くせり
ただ、ネットで口コミを調べると「美味しかった」という声も見られるのだが、「とても食えたもんじゃない」「肉の質が悪すぎ」など酷評する声もあった。何はともあれ、食べてみないことには分からない。
そこで、お店の一推しで最初に惹かれた「肉あいもりプレート」(1,590円)を注文。中身は、希少部位だという牛ステーキ150グラム・ポークステーキ100グラム・唐揚げ・ポテトフライ・ライス・ステーキソースとボリューム満点。
サラダを+200円で追加できたり、牛と豚の量を増量できる(追加料金が発生)など、至れり尽くせりのサービスも付いている。記者はサラダを追加し、その他は変えずにオーダー。
約20分ほどで到着した品を見て、愕然とするのであった…。
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■あれ…写真と違う?
蓋を開けると、豚肉に焼き目がついていなかったり、唐揚げが小ぶりであるなど、メニュー写真との違いを感じる。
特に、ポテトはメニューだと細長いタイプなのに実物はかなり小ぶり。
写真とのギャップに驚きつつ気を取り直す。そう、肝心なのは味だ。まずは牛ステーキを頬張る。
ソースは玉ねぎとニンニクが効いてパンチがありつつ後味はさっぱりしていてイケる。だが、肉が固すぎて全然噛み切れない…。
筋だらけで食べるというより丸呑みに近い感じである。豚肉は柔らかくて美味しいだけに、牛肉の固さが際立ってしまう。勝手ながらメニュー写真を見て柔らかい肉を想像していたのだが…。
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■全体的な評価は…
唐揚げとポテトは可もなく不可もなくという印象。全体的に「食えたもんじゃない」と評すほどマズくはない。
ただ、やはりメインである牛肉が固いのはいただけない。ステーキ専門店であり、値段も1,500円超えとお店で食べるのと大差ないことを考えると、もう少し肉の質を上げてほしいところだ。
とはいえ、豚肉やその他のメニューは悪くないので、牛肉を改善すればより満足度の高いプレートになるはずだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)