りんたろー、居場所に悩む学生に伝えたいこと 「そんなことないんだよ」
EXIT・りんたろー。が「夜間中学」に思うことを語る。多様な教育現場の存在に意義を感じた。
お笑いコンビ・EXITのりんたろー。が、19日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。学生の学びの場について考えを語った。
■「夜間中学」に着目
番組では、夜の時間帯に授業が行われる「夜間中学」を取り上げた。
夜間中学は文部科学省が設置を促進しているもので、不登校などが理由で満足のいく教育を受けられなかった人のために授業が行われる場所。授業料無償でさまざまな年代の人が通っている。
番組に出演したりんたろー。は夜間中学への考えを語った。
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■「広めていかなきゃいけないのかなって」
はじめに、通信教育やフリースクールといった学びの場を挙げて「各々メリットとか特性とかあると思うんですけど、スタイルが違うからこそお互いが受け皿になりえなかったときに違うものがそこの役割をしたりとか」と、多様な教育現場があることの意義を考える。
りんたろー。は、夜間中学が「けっこう心地いい空間っていう人ももちろんいる」と思い、「広めていかなきゃいけないのかなって」と周知の必要性を感じていた。
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■悩む学生に伝えたいこと
多くの子供が全日制の学校に通う中、夜間中学の存在によって「選択肢が増えるってことがめちゃくちゃいいなぁって思って」との所感を述べる。
続けて、「学生時代って学校ってコミュニティがすべてって思いがちじゃないですか。そっから外れたときにもう一生の終わりみたいな」「それで悲しい選択とかしちゃう子も多くて」と、子供たちの考え方に言及。
「そんなことないんだよって提示してあげられることが1個大切かなって」と、1つのコミュニティにとらわれ悩む子供にほかの場所もあると伝えることが重要だと語った。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)