聞き慣れない言葉に安心感も… 約6割の人が「好印象を持つ話し方」とは
話しているのを聞くだけで、ほほえましい気持ちになるのかも…。
自分が住んでいる地域の方言を聞く機会は、あまりない人もいるかもしれない。そのためにたまに聞く方言に対して、好印象を持つ人もいるようだ。
■約6割「方言に好印象」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800人を対象に実施した調査では、全体で62.9%が「方言を使っている人に好印象を持つタイプだと思う」と回答した。
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■若い女性が多い傾向に
性年代別で見ると、10〜20代女性が一番多い割合になっている。
若い女性の中には、方言がめずらしくて新鮮に感じる人がいるのかもしれない。
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■大学でできた友達が方言を
方言を使う人を好意的に見る20代女性は、「大学に入ってから、地方から上京してきた友達が何人かできました。これまでは方言を使う人が身近にいなかったので、たまに出る方言に『かわいい』と思っていましたね。ただ東京の暮らしが長くなるにつれて、だんだんと方言が出てこなくなったのが残念で…」と話す。
今でも方言が強い友達もいるが、「一人だけ訛りが取れていない友達がいるのですが、それでも彼女が地元に帰ると友達から『東京に染まった』と言われるそうです。方言のイントネーションが違うと言われたらしく、地元に人にしか気づかない変化があるのでしょうね」と地元では変わってしまったと思われているようだ。
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■関西弁を使っていないと批判され
大阪から上京した20代男性は、「関西のお笑い芸人の方とかは、東京に進出しても関西弁で話し続ける人が多いですよね。そのイメージがあるためか、自分が関西弁を話さないのを驚かれます。関西人なら、みんな方言のまま話すと思っている人が多いようで…」と状況を語る。
地元でもあれこれと言われるようで、「しかも大阪に帰って『普段は関東弁を使っている』と言ったら、ものすごく反感を買うんですよね。大阪の人はエセ関西弁にもきびしいし、地元の言葉を愛している人が多いのでしょうね」と続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
対象:10代~60代男女800名