ビートたけし、老後を楽しむために“やるべきこと”を提言 「会社をサボって…」
ビートたけしが老後の生活を楽しむため、現役中にやっておくべきことを提言。
29日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが老後の生活を楽しくする方法を語った。
■地方移住についてトーク
番組は都会から地方への移住について取り上げ、出演者がトークをする。
作家の岩下尚史氏は「私、5年前に世田谷から青梅、ほとんど奥多摩の山ん中ですけど移住したんですよ。免許持ってないんですよ」と語る。
そして「5年経ってわかったことは、まあいろいろ考えればできるんですよね。あと60を過ぎて、うちには400坪の農地があるけど、無理して農作業とかはしない。全部ご近所の農家がありますから、全部お願いして」と話した。
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■岩下氏が持論展開
さらに岩下氏は「暮らしは世田谷のマンションに住んでるころとほとんど一緒です。場所が変わったってだけで」とコメントする。
話を聞いた阿川佐和子が「高齢者が『あそこに行ってみたいわ』って言って、移住することは可能なんですかね?」と質問すると、「金を持っていて、そこになんかちょっと金を使うぐらいの年寄りなら歓迎されます 」と岩下氏。
たけしが「うん」と同調すると、「年寄りが楽して田舎で暮らそうというのは、見当違いだと思います」と語った。
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■たけしが老後の生活に持論
番組終盤たけしは「リタイアするためには、会社をサボってでもやりたい道楽を見つけなさいって。そうじゃないと、リタイアしたあと、なんかやろうとしたって、絶対できないから」と力説する。
岩下氏が「そうです」と語ると、「とにかく趣味っていうのはね、会社にウソついて釣りに行っちゃうとか、そういう人が歳をとって釣りができる。だけど真面目に働いていて、将来は釣りがしたいないなんて奴は、絶対できないから」と話した。
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■老後の趣味にも修行がいる?
さらにたけしは「辞めたら絵を描こうなんて無理だから。会社勤めのうちから絵を描いていて、これで仕事を辞めて絵を描こうならいいけど、油絵の書き方もわからないかもしれないよ」とコメント。
話を聞いていた岩下氏も「おっしゃるとおり。私も下に川が流れていて、鮎の名所だから釣りをしたいけど、やってないからできないんですよ」と同調し、「老後の趣味もやっぱり、修業がいりますよ、これまでの」と話していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)