日本人の4割、セブンイレブン「正式名」を誤解していた 回答結果に目を疑う…
「セブン」の愛称でお馴染みのコンビニ。じつは日本人の半数近くが「正式表記」を誤解しており…。
世のチェーン店はその多くが略称・愛称で親しまれており、コンビニでは「ファミマ」や「セブン」がその筆頭。しかしこちらの「セブン」の正式名称、じつは日本人の半数近くが誤解していると判明したのだ…。
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■意外と知らない「セブンイレブン」の表記
「セブン」が「セブンイレブン」の略称である、という事実は多くの人が知るところだが、「セブンイレブンの正式名称」となると意外にも認知率が激減する。
今回注目したいのは、全国の10〜60代の男女1,000名を対象に実施したアンケート調査の結果で、質問内容は「『セブン』の通称で知られるコンビニの正式な表記は?」というもの。
選択肢は「セブン・イレブン」と「セブン-イレブン」の2つで、実際の回答結果を見ると…。
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■半数以上が「誤答」の世代も…
「セブン・イレブン」と回答したのは全体の46.8%で「セブン-イレブン」派は全体の53.2%ということが判明。ほぼほぼ拮抗する形となったが、「セブン-イレブン」派が半数を上回った。
ちなみに正式表記は「セブン-イレブン」なので、全体の4割以上が誤解していることが明らかになったのだ。
なお、年代ごとの回答率を見ると「セブン-イレブン」という正式名称を認識している割合は30代が最も多く、57.0%が正確に回答。40代、50代も半数以上が正確に認識していたが、10〜20代は半数以下、60代は40%という結果になった。
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■「かつてのセブン」にヒントがあった?
一般的な企業名では「-」でなく「・」を使用した名称が多いため、誤解していた人が少なくなかったのだろう。なお、セブンが「-」を使用している件については、元々のルーツに事情があると思われる。
現代のコンビニは24時間営業が当たり前だが、「株式会社セブン-イレブン・ジャパン」公式サイトの「セブン-イレブンの歴史」というページでは「朝7時から夜11時まで、毎日営業するチェーンとして、営業時間にちなんで店名を『7-ELEVEN』と変更しました」と、かつての営業時間について説明していたのだ。
すなわち「セブン」と「イレブン」の間の「-」は「単語間の区切り」ではなく、「7時から11時までの時間」を表現する意味合いで使用されているものなのだろう。
なお、こちらの表記の由来についてセブン&アイ・ホールディングスに取材を打診したところ、残念ながら回答は得られなかった。
前出の説はあくまで記者の考察に過ぎないが「セブン-イレブン」という表記を覚えるうえでは役に立つ考えかと思うので、表記を誤解していた人は参考にしてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)