和田アキ子、飲食店への迷惑動画で報道の弊害を指摘　「余計調子に…」

ネット上で相次ぐ飲食店への迷惑動画アップについて、歌手の和田アキ子が12日生放送の『アッコにおまかせ！』（TBS系）でコメント。客に怒りをにじませるとともに、報道による弊害を懸念した。

■警鐘が逆効果に？

番組はこの日、スシローの醤油直飲みや吉野家の紅しょうが直食いなど、飲食チェーン店で相次ぐ迷惑動画の拡散について取り上げた。

一連の騒動は模倣犯が相次ぐ事態と化しているが、和田はこれに「これ思うんだけど…　こうやってテレビでやると余計調子に乗るんじゃないの？」と指摘。報道が抑止になっていないと持論を展開した。

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■止めない周囲にも疑問

他方で、こうした行為については「撮ってる人もいるわけですから。それが私おかしいの」と、仲間内で止める人間がいないことに疑問を述べる。

これには共演の勝俣州和も、「グループ誰か1人（迷惑行為を）やったら注意しますよね。『やめろ』と。みんなでやってるのがわからないですよね」と和田に同調した。

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■店側には同情示す

客に苦言を呈した和田は、「私たちのために安くしてさ。牛丼とかお寿司とかもね」「本当にそういうことしてると思うとさ、吉野家のしょうがでも、直箸でそのままやられたら、食べられなくなるから」など、ここから店側に同情を示していく。

卓上天かすの直食い動画を受け、小分けで提供する対策をとったうどんチェーンには「天かすとか全部袋入りにして、お店のほうもコストかかってもそうしないと」などとコメント。

「だって、人を入れないで便利で早くて安いっていうので、人件費とか削ってたのに。結果、金がかかること客がやってたら」と続け、企業努力を台無しにする迷惑客に呆れた様子を見せた。

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■就職にも響くと呼びかける

一連の行為が許せない様子の和田は、「これは大変な問題ですよ」と改めて問題提起。

少しでも防止を呼びかけたいのか、デジタルタトゥーとして将来にわたって動画が残ることに触れ、「就職するときに、そういうの書いてあると（採用は）無理だからね」とも指摘した。

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（文／Sirabee 編集部・玉山諒太）