ある社長から渡された名刺、何かがおかしい… 「予想外すぎる肩書き」に称賛の声
とあるテーマパークの社長から渡された名刺。思わず目を疑う「2文字」が記されており…。
社会人にとって名刺交換は挨拶の基本。最初の挨拶で相手に興味を持ってもらえれば、掴みはバッチリである。
なお現在ツイッター上では、とあるテーマパークの社長の名刺が「衝撃的すぎる」と話題になっているようで…。
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■ユーモア溢れる発想
今回注目したいのは、ツイッターユーザー「255 実は江崎伸昭」さんが投稿した「志摩スペイン村の社長から頂いた名刺の肩書きがステキすぎる」という内容のツイート。
こちらの名刺には「影山豊」という名前のほか「よろしくお願い志摩スペイン村」とユニークな挨拶が記されており、思わずクスリとしてしまう。
しかし、真に注目したいのはその「役職」である。ツイート本文には「社長」と書かれていたはずなのだが、名刺にはなぜか「村長」の2文字が記されているではないか…。
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■周央サンゴも反応
志摩スペイン村といえば、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」所属の人気VTuber「周央サンゴ」とコラボしていることで話題沸騰中の三重県志摩市の複合リゾート施設。
こちらのインパクトあふれる挨拶や肩書きにはコラボ相手の周央サンゴ」もしっかり反応しており、「みんなお話が面白いことに気を取られて、よろしくお願い志摩スペイン村という肩書きに気がついていない説」とのツイートを発信している。
こちらの投稿に対し、ファンからは、「社長がちゃんと村長なの好き」「さすがスペイン村、社長がすでに愉快な人だった」「気づかなかった」など、称賛の声が寄せられていた。
みんなお話が面白いことに気を取られて、よろしくお願い志摩スペイン村という肩書きに気がついていない説
夜中の2時3時にお騒がせしました🥲 https://t.co/ljosDBsjgv— 🧭周央サンゴ💞🦩 (@Suo_Sango) February 15, 2023
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■「ゲスト目線に立った素敵な社風」
名刺のユニークさについて触れたツイート投稿主に話を聞いたところ、「先行見学会の昼食の際、挨拶がてら名刺を交換させて頂きました」とのこと。
また、名刺を受け取った際の心境については「もう卒倒しそうでした。ゲスト目線に立った素敵な社風が見て取れました。社長じゃなくて村長、ここ大事ですよね」とコメントし、社長の人柄についても絶賛している。
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■社長以外の名刺は…?
社長の肩書は「村長」となっているが、他の人物らの名刺はどうなのだろう。副社長なら福村長、社員なら村人など、それぞれ「村」に由来した肩書がついているのかもしれない…。
気になる表記についてスペイン村の広報に問い合わせたところ、「社長の名刺のみ村長と表記しております。他のものは、一般的な肩書での名刺となっております」とのことで、完全に社長…いや村長の独走状態にあると判明。
また「村長」誕生の経緯については、社長(村長)の影山豊氏が自ら取材に応じてくれ、「特に深い意味があるわけではないですが、普通に社長と書いても面白くないな、と考えたのがきっかけです。気付いた際に、クスッと笑って頂けたら嬉しいです」と、笑顔でのコメントを寄せてくれたのだ。
やはり社員一同からは「村長」と呼ばれているのか尋ねてみたが…流石にそう呼ばれたケースは一度もない模様。また前出のコラボにより、志摩スペイン村が熱いスポットとして注目を集めている件については、「今までも、そしてこれからも、末長くよろしくお願い志摩スペイン村」と、村長節を炸裂させたコメントを寄せてくれたのだった。
志摩スペイン村の大ファンである三重県在住の記者としても、ぜひ現地に足を運ぶことをオススメしたい。そこには情熱とロマンが待っているはずだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)