大谷選手への“故意死球”発言に怒りの声　「軽はずみ」「MLBまで敵に回す」

今月8日より開幕するワールド・ベースボール・クラシック（WBC）を前に、韓国代表選手のインタビューでのMLBロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手に対する発言がきょう2日、一部で報じられた。これを受け、ツイッター上では「故意死球」のワードがトレンド入りし、さまざまな声があがっている。

■「痛くないように…」

WBCの1次予選を控え、1日夜には大谷選手が日本へ帰国し、野球日本代表「侍ジャパン」に合流することに。

大谷選手の動向に注目が集まる中、先月に行われたインタビューで、韓国代表選手が大谷選手について聞かれ、「投げる場所がなければ痛くないようにぶつけようかな」などと発言。しかし「スポーツマンシップを欠いている」とファンから批判が集まり、後に「立場を考えず安易な発言をしました」などと謝罪していた。

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■「俺が黙ってない」怒りの声

きょう2日に一部でこの顛末が報じられると、日本のファンの間でも話題となり、ツイッター上では「大谷翔平に」「故意死球」といった関連ワードがトレンド入り。

「アスリートだったら正々堂々と勝負しようよ」「誰であろうが故意はダメ！」「翔平に故意死球したら俺が黙ってない」と憤る声があがった。

また、大谷選手は今や米国球界でもスター選手とあって、「日本と韓国だけの問題じゃなくなる」「日本はおろかMLBまで敵に回すんじゃないか？」「エンゼルスどころか全米が黙っちゃいない」との声も寄せられた。

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■冷静な意見も

その一方で、「よく見たらリスペクトしてる上でのジョーク的な発言なのでは？」「KBO（韓国のプロ野球リーグ）見てないと、韓国野球はあまり内角攻めしないことすら分からんだろうけど、それを知ってると、あの発言がジョークなのはすぐ分かる」「代表選手から相手を刺激しかねない言葉が出始めると、『ああ、間もなくWBCが始まるんだなあ』という緊張感と熱を感じる」と冷静に見ている人も。

ただ、「当然、冗談で言ったんだろうけど、これ言った上で実際に手元が狂って当てたら問題になるし軽はずみ」「過失でも死球になったら大騒ぎになると思う」との声や、「逆に全打席申告敬遠してきそう」といった意見も見受けられた。

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（文／Sirabee 編集部・しばたけろこ）