『大病院占拠』、SNSで大盛りあがりの理由 「隠密体勢」が関係者からも好評
「嘘だろ!?」。『大病院占拠』で櫻井翔演じる主人公の口癖だ。いま、このドラマがSNSで異様な盛り上がりを見せている。
「嘘だろ!?」──。嵐・櫻井翔主演のドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)で、主人公が毎回口にするセリフだ。同作は、回を重ねるごとに異様な盛り上がりを見せている。
業界内でも、このドラマは好評なようで…。
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■櫻井主演のサスペンス作品
『大病院占拠』は、鬼の面を被った武装集団に病院を占拠され、櫻井演じる捜査官が犯人に立ち向かい、真相を明らかにしていくサスペンス作品だ。主人公の櫻井の他、共演者には渡部篤郎、比嘉愛未やソニンなど、豪華なメンバーがそろっている。
当初、10人の鬼は口元だけ見える鬼の面を着用し、誰が演じているか分からなかった。2月11日に放送された第5話で鬼の正体が全員明らかになり、今後の行方が注目される。
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■”考察”を上手く取り入れた
あるテレビ局関係者は、同作は業界内でも評価されていると話す。
「不気味なお面と機械で変えられた声で、誰が演じているか分からない手法にしたのが良かったと思います。毎回、放送後にSNSで中の人を予想し合う”考察”が繰り広げられました。2019年に大ヒットしたドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)以降、この手の考察がブームになっています。今回は、たくさんの出演者がいる中から犯人を予想するのではなく、顔も声も分からないようにしたことで、より視聴者の探究心を刺激したのではないでしょうか」(テレビ局関係者)。
いつ自分の予想した鬼の正体が分かるのかと気になって、見続けた人も多いのではないか。
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■徹底した”隠密体勢”
現在は、鬼役をSexy Zone・菊池風磨やベッキー、忍成修吾らが演じていることが判明している。鬼役も豪華だが、撮影現場では”隠密体勢”が取られていたという。
前出のテレビ局関係者が続ける。「台本や楽屋の貼り紙にも、出演者の名前は書かず、全て役名にしていたそうです。菊池さんであれば、『菊池風磨さん』と書かずに役名である『青鬼』といった具合ですね。鬼達もスタジオに入る前からマスクとフードで顔を隠し、正体を隠すことに徹していたといいます。最も、菊池さんに関しては、第1話が放送された直後から多くのファンに気付かれてましたけどね(笑)」(前出・テレビ局関係者)。
早々に”特定”されてしまい、菊池はお面の下で冷や汗をかいていたかもしれない…。
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■ネット上でも絶賛の声
ネット上でも、「大病院占拠にハマってしまった…。毎週めっちゃ続き気になる」「何度でも考察しながら見る」「気軽に見れるしシンプルに展開も気になるし面白いな」「終わった後の考察ツイートを読むのまでがワンセット」など、夢中になる人の声が多数見受けられる。
4日には、第8話が放送され、物語はクライマックスに突入する。最終回は、テレビの前で「嘘だろ!?」と叫んでしまう結末が待ち受けている!?
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)