約7割の人が横取りされてイライラ “泥棒”と呼ばれるその行為とは…
話に割って入ってきたと思ったら、延々と自分語りを始める人にイライラ…。
楽しく会話を弾ませていたはずなのに、割って入ってきた人に話題をさらわれて不完全燃焼…なんて経験がある人は多いのではないだろうか。
■話を横取りする人にイライラ
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で68.9%の人が「話をかぶせてきて横取りする人にイラッとしたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は64.0%、女性は73.0%という結果になっている。
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■相槌も打たずに自分語り
編集部が話を聞いた40代の女性は、「うちの主人は私が何か話していると、僕もさぁ…と言って自分語りを始めるので、会話が楽しくありません」と述べた。
こちらの話題に相槌の1つでも打ってくれればまだいいのだが、完全に自分の話にすり替えられてしまうので、言いたかったことを伝えられずに不満だけが蓄積されていくのだという。
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■経験談や知識を交えて話し続ける
父親が会話に加わると話が長くてつまらないという10代の女性は、「父が話に入ってくると、自分の経験談とか知識を盛りに盛ってくるので、正直疲れます」と述べた。
せっかく楽しく話していたのに、「それはさぁ」と始まり、自分が言いたいことを話し終わるまで止まらないので、最近では聞いているふりをして違うことをやっていることが多いのだと明かしてくれた。
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■話したい気持ちを逆手に取る
このように会話の横取りに悩まされている人は多いようで、「会話泥棒」と呼ばれることもあるようだ。SNS上ではその対処法として、「ただ話したいだけだろうから聞き流す」、「聞いているふりをしてやり過ごす」といった声が多く見られた。
会話とは双方向で投げかけ合って成立するものであって、相手の話しを最後まで聞くというのは暗黙のルールのようなものだと考えている人は多いだろう。聞き流されてしまうという残念なことにならないためにも、話すことに夢中になって自分自身が会話泥棒になっていないかひと呼吸置いて確かめてみることも必要なのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)