東京、「観測史上最速の開花宣言」ならず 靖国神社の桜、4輪咲くも…
13日午後、気象庁は東京の桜(ソメイヨシノ)の開花を宣言せず。観測史上最速の更新はならなかった。
13日午後、気象庁は「東京における桜の開花」を発表しなかった。この日の開花は「4輪」と確認された。2020年・21年より1日早く、東京の開花としても観測史上最も早い記録が期待されていたが、明日以降に持ち越しとなる。
今日の発表であれば、沖縄(カンヒザクラ)と北海道(エゾヤマザクラ)を除いて標本木となっているソメイヨシノの開花としては、全国で最も早い開花となっていた。
■5〜6輪の開花で宣言
気象庁は各地で開花の目安となる標本木を指定しており、東京の場合は、千代田区・靖国神社境内にある樹齢80〜90年と見られる老木が標本木となっている。気象庁の担当者によって標本木で5〜6輪の開花が確認されると開花が宣言される。
これまで東京で最も早かったソメイヨシノの開花は、2020年・21年の3月14日。平年は3月24日で、仮に明日に開花が宣言されれば平年より10日早い開花となる。
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■お花見予定は4割弱
13日からは、マスク着用が「個人の判断が基本」となり、今年は都立公園などでのお花見が4年ぶりに可能となった。
Sirabee編集部が、3月3〜6日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、今年のお花見について「友人たちと大人数でお花見する予定」と答えた人は全体の6.2%。まだかなり少ない割合だ。
「家族やパートナーなどと少人数で」との回答は32.1%。お花見をする予定がない人が最も多く、61.7%だった。
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■独身男性は大人数で花見も
なお、大人数での花見を計画している人は、独身男性で最も多く9.9%。家族などとのお花見を予定している人は、既婚男性が最多で43.0%だった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)