マスクなし声出し応援も解禁の選抜高校野球 6割が「コロナ前のように」支持

18日から開幕する「春の甲子園」。全員参加での開会式は4年ぶり、さらにマスクなしでの声出し応援も解禁となる。

2023/03/18 05:45


阪神甲子園球場

18日から開幕する「春の甲子園」、第95回記念選抜高校野球大会。全国から選ばれた36校が出場し、阪神甲子園球場で31日まで熱戦を繰り広げる。



■開会式全員参加は4年ぶり

新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年は史上初の大会中止に追い込まれたセンバツ。開会式も、2021年、22年は初日に試合を行う6校だけで行われていたが、全校が出場するのは4年ぶりとなる。

甲子園の名物となっているアルプススタンドでの応援も、徐々に緩和。今大会でも、当初は「マスク着用を条件に声出し応援可」とされていたが、直前にマスクなしでの声出し応援が解禁に。SNSでも歓迎の声が目立っている。


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■6割が「コロナ禍以前のように」

Sirabee編集部が、3月3〜6日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、今年の選抜高校野球については開会式やスタンドでの応援についても「コロナ以前のように開催してほしい」と答えた人が58.3%にのぼった。

「マスク応援や開会式の人数制限などの対策を」との声は35.2%。「入場行進や応援は自粛してほしい」という人は、わずか6.5%にとどまっている。

選抜高校野球

こうしたデータからも、今回の開会式全員参加、マスクなしでの声出し応援解禁は、歓迎される可能性が高そうだ。


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■侍ジャパン母校も5校が出場

なお、ベスト4に進出して現在マイアミで調整中の野球日本代表「侍ジャパン」メンバーの出身校では、5校が今大会に出場している。

初日の第1試合で山梨学院と対戦する東北高校は、投手陣のリーダー・ダルビッシュ有(レンジャーズ)の母校。19日には、右手小指を骨折しながらも活躍する源田壮亮(西武)の母校・大分商が作新学院と対戦。

20日には、吉田正尚(レッドソックス)と追加招集された山崎颯一郎(オリックス)の母校・敦賀気比が、大阪桐蔭と戦う。21日に長崎日大と戦う龍谷大平安は、高橋奎二(ヤクルト)の母校。

23日には山田哲人(ヤクルト)の母校、履正社が登場する。アメリカで戦う侍とともに彼らの母校や他の高校球児たちの活躍にも注目したい。

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年3月3日~3月6日
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)
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