4月から「マスクなしが基本」となる学校現場 賛成派は8割に迫る
3月13日から「個人の判断が基本」となったマスク着用。学校教育現場でも4月からはマスク着用を求めない方針に。
全国の小中学校、高等学校は、今月から新学期を迎える。丸3年以上も新型コロナウイルスの感染拡大に悩まされ続けた教育現場。2020年には一斉休校を強いられる局面もあった。
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■4月から「マスク着用求めず」
しかし、5月から新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「2類相当」から5類に引き下げられることに伴い、3月に実施された卒業式は、卒業生については「マスクなし参加が基本」に。
また、3月13日からは屋内外とも「マスク着用は個人の判断が基本」となった。さらに文部科学省は、4月からは学校において「マスク着用を求めないことが基本」との方針を各地の教育委員会に通達している。
こうしたマスク緩和について、世間はどのように感じているのだろうか。
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■8割弱が「賛成」
Sirabee編集部が、3月27〜28日にかけて全国10〜60代男女を対象に調査したところ、「全面的に賛成」と答えた人が29.6%。「やや賛成」が45.4%。全体の3/4がマスクなし授業に賛成していることがわかった。
なお、「やや反対」は20.6%、「全面的に反対」はわずか4.4%だった。
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■男性は「全面賛成」多く
ちなみに、今回の調査結果を男女別で分析してみると、やや異なる傾向も。「全面的に賛成」は男性が女性を約6ポイント上回っている一方で、女性は「やや賛成」が男性を5ポイント程度上回っている。
自身の脱マスクについても女性はやや否定的な傾向が見られるが、子供たちについても男性と比較すると少し慎重な思いがあるのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)