中日・ロドリゲスが予定便で来日せず　亡命MLB契約報道に衝撃広がる

中日ドラゴンズのジャリエル・ロドリゲス投手が、出身国のキューバから亡命し、近くMLBの球団との契約を目指していると一斉に報じられ、ファンから驚きや心配の声があがるなど話題となっている。

■昨年の最優秀中継ぎ投手

ロドリゲス投手は2020年に中日と育成契約し、同年8月に支配下登録。昨年は先発から中継ぎへと転向し、阪神タイガースの湯浅京己投手と並んで最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。昨オフには、中日とキューバ野球連盟が2年間の契約更新で合意していた。

今月に開催された野球世界一決定戦「ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）」ではキューバ代表に選出され、主に先発として4強入りに貢献している。

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■搭乗予定の便に乗らず音信不通

31日からのプロ野球の開幕に合わせ、きょう29日に来日する予定となっていたが、きのう28日、海外の記者が、ロドリゲス投手が亡命して近日中にMLBの球団との契約を模索していると伝えたことが報じられた。

中日の加藤宏幸球団代表は29日、ロドリゲス投手が搭乗予定だった飛行機に乗っておらず、現在連絡が取れない状態であることを明かしている。

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■「ジャリエル」がトレンド入り

一連の報道を受け、ツイッターでは「ジャリエル」がトレンド入りするなど大きな話題に。

Wikipediaのロドリゲス投手のページには、「うそだろー！　行かないで！」といたずらの書き込みがされるなど、インターネット上でさまざまな物議をかもしている。

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■「悲しい」「開幕直前なのに」の声

ファンからは、「恐れていたことが起きてしまった」「もう開幕直前も直前なのに…」「好きだったからこそ悲しい」とショックを受ける声があがった。

また、「マジで亡命しているだけなんだよね？　何か事件に巻き込まれたとかではないんだよね？」と心配する人や、「生まれた国のせいでメジャー挑戦できませんは納得できないし、こういう結果もしゃあないと思っちゃう」とロドリゲス投手に理解を示す人も見受けられた。

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（文／Sirabee 編集部・しばたけろこ）