DeNA・三浦大輔監督、”ハマのブルドッグ”に期待 「アドレナリン出れば変身する」

キャンプ2日目、初ブルペンに入った新加入・「ハマのブルドッグ」ことウェンデルケン投手。三浦監督の評価は…。

2023/02/02 17:00


三浦大輔・ウェンデルケン

プロ野球各球団の春季キャンプが始まって2日目。アトムホームスタジアム宜野湾で1軍キャンプを実施している横浜DeNAベイスターズは、午前中こそ小雨がパラついたものの順調に練習を終了。三浦大輔監督が囲み取材に応じた。


画像をもっと見る

 

■ウェンデルケンの投球を視察

この日は、新加入のJ.B.ウェンデルケン投手(ダイヤモンドバックス)が春季キャンプ初のブルペンに入り、30球を投球。平均球速150km/hを超えるフォーシームが売りの速球派だが、「(ツーシームのように)結構、球が動いてたね」と三浦監督。

(自身のお腹のあたりを指差し)「だいたいこのあたりにしっかりまとまってた」と、コントロールについても評価。「一球一球、本当に丁寧に投げていた。もっと豪快にいくのかな…と見た目と違って」と、語った。


関連記事:球春到来、12球団が一斉にキャンプイン DeNA・三浦大輔監督が安全祈願

 

■「ハマのブルドッグ」を襲名

闘志むき出しのスタイルで、自ら「ハマのブルドッグ」を襲名したウェンデルケン。どちらかというとコントロール重視だったブルペン初日の投球については「今日はブルドッグじゃなかったね」と報道陣を笑わせた三浦監督。

「試合に出てアドレナリンが出たら、ブルドッグに変身するでしょう!」と新たな抑えのキーマンとして期待を込めた。2021年まではアスレチックス、昨年はダイヤモンドバックスと計6年のMLB歴で10勝を挙げているウェンデルケン。実力は折り紙つきだ。


関連記事:球春到来、12球団が一斉にキャンプイン DeNA・三浦大輔監督が安全祈願

 

■中継ぎ陣がさらにぶ厚く

ウェンデルケン

歴代、中継ぎ・抑え投手が安定しているDeNA。昨年は、入江大生・伊勢大夢・エスコバーが抜群の安定感で試合中盤を乗り切り、守護神・山崎康晃につなぐ展開でセ・リーグ2位に輝いている。

長いシーズンを通して、中継ぎ投手陣には疲労が蓄積しやすいもの。新加入・ウェンデルケンの計算がたつと、より盤石な試合運びが望めそうだ。

・合わせて読みたい→DeNAドライチ・松尾汐恩、キャンプ初日からランチ返上で特打 相川コーチも熱血指導

(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

横浜DeNAベイスターズアトムホームスタジアム宜野湾春季キャンプ2023ウェンデルケンハマのブルドッグダイヤモンドバックス
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング