巧妙な罠と護衛を突破せよ…! 話題の『Meet Your Maker』が奥深すぎて最高だった
話題の最新ゲーム『Meet Your Maker』を早速プレイ。一瞬たりとも気を抜けない緊張感がたまらない。
『Dead by Daylight』の開発・運営で知られるBehaviour Interactiveが手掛ける最新ゲーム『Meet Your Maker』(3,600円)。
4日(Steamは5日から)に発売され、かなり斬新な内容となっているとのことで、実際にプレイしてみた。
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■『Meet Your Maker』ってどんなゲーム?
この度登場した『Meet Your Maker』は世界滅亡後を舞台にした一人称視点のビルド&レイドゲーム。各プレイヤーがトラップ(罠)やガード(護衛)を設置した「前哨基地」を作成し、それを他プレイヤーが侵入・襲撃して攻略していくというもの。
いわゆる、『スーパーマリオメーカー』のようなスタイルであり、建築が苦手だからステージの襲撃のみ行なう、逆に建築に重きを置き創意工夫を凝らした基地で他プレイヤーを撃退していく…など楽しみ方は様々だ。
実際に記者も基地の建設を試したが、決められたコスト内でギミックを考えていくのは難しくもあり面白い。しかも、かなり自由度が高く気がついたら時間があっという間に溶けていた。
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■緊張感が半端ない
なお、このゲームの最たるポイントが基本は“一撃で即死する”ということ。仕掛けられたトラップはもちろん、最も弱いガードの弾丸一発でダウンしてしまうため常に緊張感がある。
上の写真であれば、マグマのボックスのような「腐食性キューブ」に一定時間触れたら即死、下からせり上がっている「死のピストン」稼働時に触れたら即死…といった具合だ。
トラップを壊そうと近づいたら、背後から爆弾やボルトが飛んでくる、とっさにそれを避けたら落とし穴が設置されている、それを回避したものの目の前にはガードがいる…など、匠の基地に挑んだ時は感嘆の息を漏らすこと間違いないだろう。
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■デザインも素晴らしい
襲撃の際に使えるスーツは、ロボットのようなビジュアルであり遠隔戦闘向きの「アイアンサイド(左)」と和風な雰囲気で近接戦闘に特化した「鎌イタチ(右)」の2種。コストをかけて強化することで性能は上がっていくが、それによって格段に強くなる…といったことはなく基本は補助程度。プレイヤースキルが必要なのは変わらない。
ガードも種類は多くないが、空中浮遊するタイプやガンガンと接近してくるタイプなど様々。雰囲気のあるキャラが多い『Dead by Daylight』を手掛けているだけあり、味のあるデザインは秀逸だ。
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■全体的なバランスがいい
実際にプレイして感じたのは、ゲームバランスの良さだ。
刀などの近距離武器は弾薬の制限がないものの、トラップやガードに接近する必要がありステージによっては難易度が跳ね上がる。一方、遠距離武器は基本クロスボウタイプとなっていて、弾数が2~3しかなく回収する必要がある。陰からちびちびと打つだけでクリア! はできず、これがなんとも絶妙。
また、グラップリングフックを駆使した縦横無尽な移動が可能なものの、そのせいで様々なトラップが一気に作動して詰む…といったこともしばしば。基本はゴリ押しではクリアできないというのもポイントだろう。
正直、ゲーム性はかなりシンプル。基本的に襲撃や建築を繰り返すのみではあるが、画期的な基地に遭遇したときのワクワク感や緊張感はたまらなく、その技術を自身の基地に組み込むことも可能。リリースから時間が経つにつれて研究が進み、プレイヤーが加速度的に成長し更に面白いステージが登場することだろう。
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■PlayStationではフリープレイも
なお、同作は『PlayStationPlus』4月のフリープレイに登場している。「PlayStation5 」「PlayStation4」どちらも対応しており、提供期間は2023年4月4日(火)~5月1日(月)となる。
これから大きな盛り上がりを見せるであろう『Meet Your Maker』。この機会に楽しんでみてはいかがだろうか。
MEET YOUR MAKER © 2023 BEHAVIOUR INTERACTIVE INC. ALL RIGHTS RESERVED.
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(取材・文/Sirabee 編集部・根室 ひねき)