学校で配られたプリント、予想外のトラップが… 「ある2文字」を誤解するネット民続出
学校で配布された、何の変哲もないプリント。なぜかネット民が読むと、完全に「別の意味」に読めてしまうようで…。
知人との他愛もない会話の中で、いわゆる「ネットミーム」や「ネットスラング」を使用する人は決して少なくない。とはいえフォーマルな場では、そうしたワードは避けられやすい傾向にある。
以前ツイッター上では、多くのネット民が思わず勘違いしてしまう「学校のプリント」が話題となっていたのをご存知だろうか。
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■ネット民が読むと…
今回注目したいのは、ツイッターユーザーのアザゼルさんが投稿した1件のツイート。
「ネットに浸かりすぎた私が完全に勘違いした先輩の発表のタイトル」と意味深な1文が綴られた投稿には、学校で配布されたと思しきプリントの写真が添えられている。
プリントには「カラスからゴミ袋を守るには〜」「スパイダーマンのクモの糸を〜」といった具合に、様々なテーマが並んでおり、中央には「安価であなただけの靴を作る」というタイトルが確認できたのだ。
通常であれば「お手頃な予算で自分だけの靴を作る」と解釈すべきだが、じつはネット民は「全く別の内容」を思い浮かべてしまう事情が…。
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■「安価スレ」思い出すネット民続出
前出の通り、安価は本来「値段が安いこと」を指すが、ネットでは掲示板上で使用される返信「アンカー」のネットスラングとして使用されるケースが多い。
また某巨大掲示板では、指定されたアンカーの書き込みによる提案やリクエストを実施するタイプのスレッド、いわゆる「安価スレ」が存在する。そして、そうしたスレッドは「安価で○○する」といったタイトルが付けられるのが様式美となっているのだ。
そのため、今回のプリントのタイトルをネット民がノーヒントで目にすると、「アンカーの提案でオリジナルシューズを作るスレッドか…」と、勘違いしてしまう恐れがある。
ちなみに、前出のツイートは投稿から数日で1万件以上ものRTを記録しており、他のツイッターユーザーからは「じゃ行くで、まず名前 >>7」「サイズ>>6 素材>>14 色>>20」といった具合に、安価スレの「お作法」に則ったリプライが多数寄せられていた。
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■ちなみにプリントの正体は…
なお、ツイート投稿主・アザゼルさんにプリントの詳細を尋ねたところ、「こちらは現3年生の先輩方が、高校2年生のときに1年かけて行なった課題研究の発表のタイトルの一覧が書かれたプリントです」との回答が。
アザゼルさんは「その中のタイトルの1つが、どうしても2ちゃんねるのスレタイにしか見えなかったのでツイートしました」とも振り返っており、個人的には「5ちゃんねる」ではなかった点に、強い親近感を覚えている。
日常生活の中で「ネットスラング」のようなフレーズを発見した際は、まず落ち着いて文脈と文面を確認しておこう。