“観客によるボーカル”が鍵になる… ザ・リーサルウェポンズの「2daysワンマン」は爆上がり間違いなし
ザ・リーサルウェポンズが7月にワンマンライブ『【声出し公演】E.P.ウソつかない』を開催。本人たちに意気込みを聞いてきた。
80年~90年代のカルチャーを愛するロックユニット「ザ・リーサルウェポンズ」が、7月に2daysのワンマンライブ『【声出し公演】E.P.ウソつかない』を開催する。
ライブへの意気込の他に、現在制作中の2ndアルバムや近況について、アイキッドとサイボーグジョーの2人に話を聞いてきた。
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■最近の2人は…
────お久しぶりです! 以前お会いしたのが初のフルアルバム『アイキッドとサイボーグジョー』リリース時なので1年と少しぶりなのですが、活動に関して変化などはありましたか。
アイキッド:それが何も変わってないですね! 私はあいも変わらず自宅で曲を作っているだけなので。あ、釣りが川釣りから海釣りになったくらいかなぁ(笑)
サイボーグジョー:いやー、僕も炭水化物抜きダイエットを始めたくらいかな。当時は毎日チョコパイ食べてたからね…。
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■様々な楽曲をリリース
サンリオでのワンマンライブや上坂すみれ、眉村ちあき、宇多丸といったアーティストとのコラボなど、今まで以上に活動のバリエーションが増えている2人。結果としてより多くのユーザーに楽曲が届く他に、それらの刺激によって「作曲」にも変化もある様子。
アイキッド:今まで使わない技術を使えたりして私としては楽しいですよね。どうしてもジョーくん単独のボーカルだとメロディーラインに限界があるので。特に眉村さんとの楽曲『サムライディスコ』はものすごくメロディを曲げたので。違う作家が作ったのか? というくらい違う。
────他にも『シューティングスターレディオ』は、担当は宇多丸さんですがラップパートもあったり、今までと異なるテイストが含まれるかと。
アイキッド:あれはじつは作曲が別の方でして、人のメロディに歌詞を付けるというのは新鮮でしたね。自分からは出てこないメロディに「なるほど!」みたいな発見があって。ただ、いつものようなスタイルではないのにしっかりとポンズらしく落とし込めたので、自分はまだポテンシャルがあるな…と思いましたね(笑)
────最近だと映画「ミッション: インポッシブル」シリーズのテーマ曲をカバーした楽曲も作られてましたね。
サイボーグジョー:『ミッションインポッシブル』…あれ歌うの難しいよ~音程とかリズムが本当に難しい。MV撮影は楽しかったけど、ライブは絶対大変。
アイキッド:あれはそもそも歌う曲じゃないもんね。でも、弾く私は簡単ですから(笑)
────「ミッション: インポッシブル」の件も正式にカバーの許可が取れるなど、ポンズの実力がしっかりと認知されつつある印象を受けます。ちなみに、今後コラボしてみたい方などはいらっしゃいますか。
アイキッド:かなりの大物ではあるのですが…ぶっちゃけ聖飢魔IIとかですね。
サイボーグジョー:う~~ん、じつはね…POLYSICS大好きなんだよね。ヒロさん(ハヤシヒロユキ)と一緒に歌ってみたい、夢だよね。
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■2ndアルバムも期待大
着実にユニットとしてのレベルを上げているポンズは、9月20日に2ndアルバム『OKシンセサイザー』をリリースする。どのようなコンセプトになっているのか尋ねてみた。
アイキッド:前作はギターロックも入っていたんですけど、今作はほぼ「シンセサイザー」がメインなんですよ。ギターを弾いていても後ろの方でミックスされているみたいな。他にもギターも何も入っていない曲もあったりして、そこは私も普通に歌うと思います。
────今までアイキッドさんは入ってもコーラスだった思うのですが、その曲はガッツリ歌う感じですか。
アイキッド:そうですね。というのも、今までポンズでやったことのないダンスものの曲を作ってみようということになって…でも「ギター持っていたら踊れないじゃん、じゃあもうマイク持つしかないか!」みたいな。
サイボーグジョー:その他にも「仮想通貨」の曲があったりするんだよね。
────え、仮想通貨ですか…?
アイキッド:ジョーくんが2022年に高値づかみしちゃって、その後全然仕事に身が入らないことがあったんです。もうこれは曲を歌ってもらうしかないなと。
サイボーグジョー:yeah!!!(語気強め)