徳光和夫、大谷翔平など日本選手のMLB移籍に複雑な心境明かす 「世界1位は…」
徳光和夫が大谷翔平選手や日本選手のMLB移籍が相次ぐ現状に理解を示しつつも複雑な心境を語り…。
24日放送の『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、徳光和夫が日本人プロ野球選手のMLB移籍について語った。
■大谷選手がオールスター出場
番組はエンゼルスの大谷翔平選手が、7月に開催されるMLBのオールスターゲームの指名打者部門で最多得票を集めて出場が決まったニュースを取り上げる。
投手は選手間投票などで決定されるが、リーグ2位の奪三振数を記録するなどの調子を考えると、選出は確実とのことで、二刀流でのオールスターゲーム出場に期待が高まっていると紹介された。
徳光は「これは評価できますね。 たいしたもんだと思いますね」と称賛。一方で「僕、何度も言うようですけど、アメリカの野球は世界第2位ですからね。 世界1位は日本なんですから、そこで活躍してもらいたい」と注文をつけた。
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■今永投手も移籍の可能性?
次に23日の試合で横浜DeNAベイスターズの今永昇太投手が首位の阪神タイガース相手に好投し、9回1失点で完投勝利をあげた話題に。
番組によると今永投手は今シーズンオフにもポスティングシステムを利用して、MLBに移籍する可能性があるそう。23日の試合では横浜スタジアムにMLBのスカウトが7球団訪れていたとアナウンスされた。
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■徳光がMLB移籍に…
徳光は今永投手のMLB挑戦にも「何度も言いますけどね、世界1位の日本の球団から世界2位のアメリカに行くって。 非常に矛盾しておりますのはですね、世界2位のほうが(年俸が)何十倍もいいわけだよ」と話す。
続けて「それは行きますよ。やっぱり自分が野球一途に生きてきた人間としましてはですね、 それを高く評価してくれるところに行くでしょ」と理解を示す。
そして「どのくらいの評価をするかってありますね 。菅野智之投手なんかはメジャーの自分に対する評価が低すぎるんじゃないかという気持ちもあってですね、メジャーに行かなかったわけじゃないですか。 これも1つの僕は姿勢だと思うんですよね」と話していた。
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■相次ぐ日本選手のMLB移籍
最近は年俸が日本よりも桁違いに良いことや、高いレベルで自分を試したいという気持ちなどもあってか日本トップ選手によるMLB移籍が相次いでいる。徳光のように複雑な心境で見ているファンも少なくないようだ。
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,798名に日本人選手のメジャー挑戦について聞いた調査では、30代以上の男性は賛成、そのほかの世代は反対と意識がわかれる結果となった。
徳光のコメントに、さまざまな意見が上がっていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女1,798名 (有効回答数)