デーブ・スペクター、市川猿之助容疑者の供述に疑問 「本当かな?って」
市川猿之助容疑者の供述に、デーブ・スペクターは疑いの目を向ける。
タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが、2日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に生出演。自殺幇助の疑いで逮捕された歌舞伎役者・市川猿之助こと喜熨斗(きのし)孝彦容疑者の供述に疑いの目を向けた。
■向精神薬を用意して両親が飲んだ
番組によると、猿之助容疑者は取り調べに対し、向精神薬10錠を水に溶かして両親に飲ませたと供述しているとのこと。デーブはこうした薬について「持ち込みはできないものもあるんですよね」など、ものによっては海外に持ち込めないと話す。
こうして薬について話すと、「あと思うんですけど…」として、猿之助容疑者の供述に疑いを向け始めた。
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■「非常に謎が多い」
デーブは「猿之助容疑者が本当に死ぬつもりだったら、コップやいろんなものが見つかってもいいはずなんですよね」「10錠程度は致死量ではないので、じゃあ本当にどうやって死ぬつもりだったのか?」と指摘。
薬を飲んだ両親にビニール袋を被せたという供述を引き合いに、「自分にビニール袋はなかなかできないわけですから」と自殺の意思があったのか疑い、「非常に謎が多い」と述べた。
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■家族会議そのものも…
猿之助容疑者は心中を図った動機について、自身の週刊誌報道をきっかけに「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」と話しているが、デーブはこれにも疑いの目を向ける。
父・段四郎さん(享年76)は体調不良で寝たきり状態が続き、思考能力が著しく低下していたと伝えられているため、「お父さんああいう状態ですので、週刊誌に何書かれようと気にするどころではないので」と指摘。
「家族会議そのものが、なんとなく『本当かな?』って、いろんな疑問がある」と続け、前提となる家族会議自体に懐疑的だった。