板前歴20年が教える「サッポロ一番塩らーめんが3倍おいしくなる作り方」 決め手はアレ
アレンジが自在の「サッポロ一番 塩らーめん」。豚肉と長ネギにアレを加えるとグッとおいしくなる?
そのまま食べてもおいしいが、アレンジを加えるとさらにおいしくなるサンヨー食品の「サッポロ一番 塩らーめん」。
明治45年創業の料亭がルーツの「仕出し割烹 しげよし」による「板前歴20年のプロ直伝のレシピ」をわかりやすく紹介しているYouTubeチャンネル『料亭スタイル』で、「サッポロ一番塩ラーメンが3倍おいしくなる作り方」の作り方を紹介していたので、Sirabee編集部は実際に作ってみた。
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■3倍おいしい「塩らーめん」の作り方
・塩らーめん 1人前
・長ネギ 1/4本
・豚バラスライス 約50g(2枚程度)
・ラード 1cm
・昆布水 500ml
長ネギはみじん切り、豚バラ肉は2cm程度の幅で切る。記者は具材は多めが好きなので、それぞれ多めに用意した。ラードはサラダ油やごま油も問題ない。
「今回一番重要なアイテム」として挙げられたのが昆布水。これを入れることで旨味が爆発するという。水1リットルに対して昆布を1枚入れて3時間ほど放置すれば完成する。やや手間ではあるが、冷蔵庫で2日程度もち、味噌汁やめんつゆを作るときに使えるので便利だ。
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■ラーメンの作り方
鍋にラードを入れたら、豚肉に焦げ目がつくまで炒める。ある程度カリカリになってきたら長ネギを投入し、ネギ油を作るようなイメージで火を入れていく。
長ネギが少し焦げてしまったがこれはこれでおいしそう。あとは水のかわりに昆布水を入れて通常通り3分茹でて、あとは粉末スープと付属のごまを入れるだけ。
豚肉、長ネギ、昆布が入っているので旨味はかなり強そう。気になる味は…
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■旨味がとにかくスゴい
スープを一口飲んだ瞬間、「濃い」と発してしまうほどに旨味が強く奥深い味わい。「旨味の渋滞」という表現が合いそうほど色々な味を感じる。それでいて「サッポロ一番 塩らーめん」の味は損なわれていないので、あらためてこのラーメンのおいしさを実感した。
ただ、スープの味自体もかなり濃い味に仕上がっているので、濃い味が苦手な人はもったいないがスープは半量か3/4でいいかもしれない。ラードは2cmと長ネギは1/2本使っても良さそうだ。
手間はかかるが非常においしかったので、気になる人はぜひ作ってみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)