食器棚の扉をロックするのに最適な“アレ”、警視庁が紹介 3.11経験者も「助かりました!」
食器棚の扉を簡単にロックできる身近なグッズを警視庁が紹介。地震対策のほか、幼児のイタズラ防止にも役立ちそうだ。
警視庁警備部災害対策課が18日、公式X(旧・ツイッター)を更新。地震対策にも役立つ、食器棚の扉をロックできる身近なグッズについて紹介している。
■物が飛び出し危険な状態に
地震で大きな揺れがあった際、食器棚などの家具の扉が開き、中の物が飛び出してきて危険な状態になることがある。
開き戸に取り付けるタイプのロック用の部品もあるが、わざわざ購入して取り付けるとなると手間がかかるため、少々ハードルが高くなる。
そこで同課では、「物を吊るすときに使用するS字フックが地震対策にも役立つことをご存知でしょうか?」と投稿。
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■怪我や破損を防止
画像を見ると、開き戸の取っ手に、100円ショップなどでも入手できる“S字フック”がかけられている。
同課では、「地震の揺れで家具や食器棚の扉が開き、中の物が飛び出ると怪我をしたり、割れて破片が散乱し、避難の妨げになります。S字フックを扉の取っ手に引っかけておくだけで、それを防止することができます。一度試してみては?」と呼びかけている。
地震対策以外にも、この方法で開けてほしくない扉をロックすれば、幼児のイタズラ防止にも役立ちそうだ。
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■実際に役立った人も
同課が紹介したアイデアに、実際に東日本大震災を経験した人から「3.11のときたまたまこれやってたおかげで、食器全部助かりました!」との報告が。
また、「これ真似しよっと」「物は使いようですね」との声のほか、「多少の曲げ調整やサイズ合わせはいりますよ。ガタが多いと振動で簡単にはずれます」と補足情報も寄せられた。