高橋尚成氏、巨人・坂本勇人の若手時代を回顧 「蹴っ飛ばしてやろうかと…」
守備の粗が目立った若手時代の巨人・坂本勇人選手に、高橋尚成選手は怒りを覚え…。
巨人・メジャー・DeNAで活躍した野球解説者の高橋尚成氏が18日、江川卓氏のYouTubeチャンネルに登場。巨人時代、まだ若手だった坂本勇人選手に怒りを覚えたプレーを明かした。
■現在の注目は坂本選手
動画後半、スタッフからは、出身球団でもある巨人の注目選手について質問が飛ぶ。
高橋氏は野手に坂本選手を挙げ、「もう少し頑張んないと」「それくらいの選手だし、それくらいの影響力がある」「あとひと踏ん張りして、頑張ってチームを引っ張ってほしい」などと激励。
さらに、「もちろん、若いときみたいにバリバリにショートで全試合出ろとは言えないですけど、休み休みでもいいので、チームに必ずいるのが大事」と若手時代にも触れた。
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■坂本選手の2年目で…
若手時代の坂本選手と高橋氏はチームメイトだったため、スタッフは入団当初の印象をたずねる。
すると、高橋氏は「これね、いろんなとこで言ってるんだけど…」と声色を変え、「まずセカンドで出たんですよ。セカンドで開幕を迎えて」「僕、開幕投手だったんですよ」と、坂本選手がレギュラー定着した2008年の開幕戦を振り返り始めた。
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■「『蹴っ飛ばしてやろうかな』と…」
当時、坂本選手の守備は未熟だったようで、高橋氏は「投げて『よし打ち取った』と思ったら、そのとき雨が降ってたんですけど、何個もポロっとエラーして」と回顧。
その怒りは大きかったのか、「『この野郎…』と思いながら、『蹴っ飛ばしてやろうかな』と思うくらいの存在だった」と、怒りに満ちた心境も告白した。
しかしその後については、「でもやっぱり若かったし、まさかあそこまでの成績を出せる人だとは思ってなかった」と成長を絶賛。「もちろん守備も上手くなっていったし、打つのもそうですし、とんでもない選手になった」とも話し、攻守の実績を讃えている。