ジャニーズ問題、『リーガルハイ』のあるシーンと重ねる人が続々と 堺雅人の“名言”が刺さる…
ジャニーズ問題をめぐり、現在の所属タレントが置かれている状況について、ファンの中には『リーガルハイ』の名ゼリフを思い出す人が。
ジャニーズ事務所が創業者の故・ジャニー喜多川氏による性加害問題に関する記者会見を行い、喜多川氏による性加害を正式に認めた。ジャニーズ事務所に対して厳しい批判の声も寄せられる中、X(旧・ツイッター)では、ファンの間で俳優・堺雅人が主演を務めた『リーガルハイ』(フジテレビ系)の中の名ゼリフが話題となっている。
■“手のひら返し”に怒りも
ジャニーズ事務所の会見以降、同事務所の所属タレントとのCM契約の解除を検討したり、新たに契約をしない方針を発表したりする企業が相次ぐなど、厳しい状況に。
ネット上では、一部から所属タレント自身への批判や、番組などへの起用に対して批判もするような声もある。
ファンの間では、「ジャニーズ今まで、公然の秘密みたいな態度のマスコミも悪いのに。すぐに、降ろせ、辞めさせろ」と“手のひら返し”のような状況に対する怒りの声もみられる。
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■『リーガルハイ』の名シーン
そんな中で話題となっているのが、堺が主演を務め、2012年と2013年に連続ドラマが放送された『リーガルハイ』の中のセリフ。同作で、堺は口が悪く偏屈な天才弁護士・古美門研介を演じており、連ドラ版の2作目の第9話で、「民意」について言及する場面が。
古美門は、「本当の悪魔とは巨大に膨れ上がったときの民意だよ。自分を善人だと信じて疑わず、薄汚い野良犬がどぶに落ちると一斉に集まってきて袋叩きにしてしまう。そんな善良な市民たちだ」と論じていた。
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■「今のジャニーズにも言える」の声
現在のジャニーズに対する状況に、このセリフを思い出したファンも多い様子。
「リーガルハイで古美門さんが本当の悪魔は巨大に膨れ上がった民意だって言ってた。ジャニーズ問題でそれを感じるよ」「これ今のジャニーズにも言えるよなって。確かにジャニーさんがしたとされることは最悪なことかもしれない。けど今の民意は寄ってたかって事務所を糾弾すること、所属タレントを誹謗中傷することになってる…冗談じゃない!」と憤る人も。
さらに、「この状況って、そもそもジャニーさんの性被害をJrが言い出せなかった状況と変わらないね。結局、本当に恐ろしいのは民意だね」「古美門研介の言葉が今の状況にぴったり過ぎて…」といった声もあがっている。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)