キンプリ、エージェント契約で「5人の再結成」に期待の声 全員そろうタイミングは…
ジャニーズの新会社はエージェント契約になる。キンプリ5人の「再結成」に期待が…。
ジャニーズ事務所は社名変更し、所属タレントは新たにできる会社とエージェント契約を結ぶ。ファンの間では、新体制によって、King&Princeが5人揃うことに期待する声が。
別々の道を進むことになった彼らが「再結成」する可能性はあるのか──。
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■今後はエージェント契約になる
2日、ジャニーズ事務所は記者会見で事務所の社名を「SMILE-UP.」(スマイルアップ)に変更し、被害者の補償業務に専念することを発表した。さらに、所属タレントのマネージメントを行う新しい会社(社名は未定、今後公募予定)を立ち上げることも明かした。
これまではジャニーズ事務所とタレントがマネージメント契約を結んでいたが、新会社では希望するタレント個人や、グループが設立する会社と個別でエージェント契約するという。
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■「5人のキンプリ」復活に期待する声
エージェント契約になれば、タレントは仕事の選択で自由度が高くなる。キンプリファンのある女性は、「もう一度、5人で集まれるのではないでしょうか。永瀬廉くんと高橋海人くんがキンプリの名前を残してくれたので、辞めたメンバーも加えて『5人のキンプリ』が活動できたらうれしいです」と期待を寄せる。
キンプリは今年5月22日で平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太がグループを脱退。平野、神宮寺は同日で、岸は9月30日でジャニーズ事務所も退所した。永瀬と高橋は事務所に残り、2人で活動を続けている。
3人が退所した後も、もう一度5人で活動することに期待する声が多かった。
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■エージェント契約で再結成したケースも
これまで、グループを脱退し、事務所も辞めたメンバーと現役のメンバーが一緒に活動するのは難しかった。あるテレビ局関係者は、「そもそも、ジャニーズを辞めたタレントが現役のタレントとテレビで共演することも非常に少ないです。辞めたメンバーと共に音楽活動をするとなると、ハードルはさらに高くなります」と話す。
だが、エージェント契約によって再結成が実現したケースもある。
「1980年代に活躍した4人組グループ『男闘呼組』は、93年に高橋和也さんが事務所から解雇されたのを機に活動休止しました。その後、前田耕陽さん(94年退所)、成田昭次さん(95年退所)も辞め、岡本健一さんだけジャニーズにいる状態が続き、事実上の解散と思われていました。ですが、21年に岡本さんがジャニーズとの専属契約からエージェント契約になったことで、翌22年に期間限定ながら再結成を果たしたんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
キンプリであれば、永瀬と高橋がエージェント契約になることで、平野らと一緒に活動できるかもしれないということだ。
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■5人がそろう「タイミング」とは…
そうなると、永瀬と高橋が新会社に移行した後の活動に期待がかかる。ただ、前出のテレビ局関係者は、エージェント契約になった直後に5人で活動する可能性は低いと指摘する。
「平野さんら3人は、かなりの覚悟を持って退所という決断を下しました。平野さんと神宮寺さんは、滝沢秀明さんの『TOBE』に移籍し、当面はそちらでの活動に力を入れていくでしょう。何より、永瀬さんと高橋さんの2人体制が少しずつ定着する中、今年5人で活動するとなれば、『それならなぜ辞めたのか?』と戸惑うファンもいるかもしれません」(前出・テレビ局関係者)。
キンプリのメンバーがそうろうのには、タイミングがあるようだ。「グループがデビュー10周年を迎える5年後の28年に期待できます。キンプリは今年5周年を迎えましたが、5人でのライブができないまま終わってしまいました。そのことは、メンバーも後悔していると思います。10周年を迎える年に『再結成ライブ』をやれば、話題になること間違いありませんよ」(前出・テレビ局関係者)。
キンプリの人気曲の一つ『ichiban』に「離れ離れ無し 全員連れて行く」という歌詞がある。このフレーズが実現する日もそう遠くないかもしれない。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)