クリスマスに出現した「入店拒否」看板、店の条件に目を疑うも… ネット民からは称賛の声
名古屋市のバーが、12月24・25日限定で店頭に「カップル入店拒否」の看板を設置。ネット上では「素晴らしい」と称賛の声が相次いでいる。
人間は社会的な生き物だが、それは決して「1人でいてはいけない」という意味ではない。しかし、時期がクリスマスになると「1人で過ごす」ことに恥ずかしさや、謎の劣等感、寂しさなど負の感情を抱いた経験がある人もいるだろう。
そんな中、X(旧・ツイッター)上では、愛知県名古屋市のバー店頭で目撃された「潔すぎる看板」に称賛の声が多数寄せられているのだ。
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■バーの看板、どう見てもおかしい…
今回まず注目したいのは、Xユーザー・みょーいさんが投稿した1件のポスト。
「さすがに笑ったわ。カップルに親でも殺されたんか」と、不穏すぎるフレーズの並んだ投稿には、店頭に設置された看板の写真が添えられている。どうやら、こちらは「Bar Oath」という店に設置された看板のようなのだが…。
なんと、看板には力強い字体で大きく「カップル入店拒否!」と記され、その下には「クリスマスにカップルのために仕事したくないので、期間限定(12/24・25)との補足が確認できたのだ。
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■「強い意志を感じる」と称賛の嵐
「クリスマス」「バー」という2つのワードを見ると、やはり「デートで利用するカップル」を連想する人が圧倒的に多いことだろう。そうした背景もあってか、件の看板は見た者に多大なる衝撃を与えており、前出のポストは投稿から1日足らずで2万件近くものリポストを記録。
他のXユーザーからは「字が力強くて笑った」「これは強い意志を感じる」「絶対に良い店だ。ここで働きたい」「即興の張り紙でなく、しっかりデザインしたポスターな当たり、店の本気度が分かる」など、称賛の声が多数寄せられていた。
なお、ポスト投稿主・みょーいさんに発見時の感想を尋ねたところ、「純粋に面白いなあ、と思いました(笑)」「パートナーがいない人たちはクリスマスにカップルのことを羨望したり、恨んだりしますが、これほどハキハキとした皮肉は見たことがなかったので、珍しく、潔いなあと思いました。こういうお店があっても良いと思いますね」とのコメントが。
そこで今回は、まるでカップルに村を焼かれたかのような文面の看板の詳細について「Bar Oath」(バー オース)のオーナーに詳しい話を聞いてみることに。
すると、件の看板が決して「リア充爆発しろ」といった負の感情から生まれたワケでないことが判明したのだ…。