防災士資格を持つ紗栄子、能登半島被災地で尽力 「どれだけ感謝してもしきれない」
元日に発生した令和6年能登半島地震を受け、支援活動をしている紗栄子。細やかな支援に心打たれ「ささやかですが募金をさせていただきました」との声も。
女優でタレントの紗栄子が15日、自身の公式インスタグラムを更新。元日に発生した能登半島地震の被災地で炊き出しなどの支援活動を行ったことを報告した。
■支援活動を報告
この日、紗栄子は前日に自身が主宰する支援団体「Think The DAY」で行った、能登町役場での炊き出しを報告。その様子を写真や動画で伝えた。
「300名分のお洋服や下着、靴下や防寒アイテムの他に、お水やドーナツなどをお届け致しました!」とのことで、さらに子供たちには「スタッフのみんなと1つ1つ想いを込めてプレゼントを選ばせていただきました」と、おもちゃを贈ったとのことだ。
関連記事:MEGUMI、石川訪問し被災者支援 女性の悩み&多すぎて余っている物資明かす
■必要なものを必要なところへ
ほかの拠点へもルームウェアやインナー、子供用品、防犯用の笛、支援活動に賛同する企業から預かったアレルギー対応クッキー、デリケートゾーン用ウェットシート、生理用吸水ショーツなども搬入したという紗栄子。
支援方法については「各避難所へ伺う際には事前に必要物資を確認し、内容や数量を洗い出してから、Think The DAY備蓄分以外で必要となる物資に関しては、事前に各企業、各店舗に確認した上で購入させていただくというフローで、物資調達は進めております」と説明。
「ご協力いただいた皆様には心より感謝申し上げます! そして、何より避難所での生活を余儀なくされている皆さんが少しの時間でも笑顔になり、喜んでいただけたことが大変うれしかったです」とつづった。
関連記事:滝沢秀明氏、能登半島地震の被災地で炊き出し ボランティアにかける姿勢に驚きの声
■災害支援活動に尽力
紗栄子は2010年に宮崎県で起こった口蹄疫で個人での寄付や情報発信を行い、2011年に起こった東日本大震災以降は募金やボランティアでも活動。
2019年には完全非営利の一般社団法人「Think The DAY」を設立し、災害発生時のボランティア活動や、物資・支援金の寄付を行うなど支援活動を続けている。
さらに2021年には「防災士」の資格も取得しており、能登半島地震発生当日の1日にもペットボトルで部屋を明るく照らす方法を発信していた。
関連記事:山崎製パンの災害時の支援活動に「はじめて知った」「リアルアンパンマン」 称賛集まる
■「頭が上がりません」「ありがとう」
この投稿に「動画見てたら涙が出て来ました」「本当に素晴らしい活動に頭が上がりません」「老若男女問わず、そして提供する側へも、細かいところまで気遣う支援に心打たれてます」「イイね! を1億回ほど押しても足りない」などと感動や称賛のコメントが殺到。
被災者からも「どれだけ感謝してもしきれないくらいです。何度も避難所へ来て頂き、その都度必要な物をきいて用意して頂いたりと、女性の方々も紗栄ちゃんの気配りには本当に頭が下がる思いだと思います」「さえこさん、ありがとうございました。子供たちは丁寧に選んでもらった服を大喜びで着ていました」などと感謝のコメントが寄せられた。
また、生理用品やアレルギー対応食品など細やかな支援への感謝の声も届いており、「さえこさんがアレルギーの方にも配慮していらっしゃることを知ってうれしくなり、ささやかですが募金をさせていただきました」と支援の輪も広がっているようだ。