長野“子連れ混浴”9→6歳に引き下げ検討、一体なぜ… 「子供でも混浴はイヤ」という声も
長野で子連れ混浴の年齢引き下げを検討している。全国的にこうした動きが進んでいるようで…。
5日から6日にかけて雪が降ったこともあり、全国的に厳しい寒さが続いている。2月は3連休が2回あるため、温泉旅行を計画する人も多いのでは。この時期、温泉に入る瞬間は格別だ。
現在、長野では温泉や銭湯など公衆浴場の混浴に関する年齢引き下げが検討されていて…。
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■9歳→6歳に年齢引き下げ
公衆浴場では、男の子が母親と女湯、女の子が父親と男湯というように、子供が性別の異なる保護者と入浴する光景を目にする。現在、長野では「子連れ混浴」の年齢は9歳までとなっている。
だが、昨年11月、長野県では混浴可能な年齢を「9歳まで」から「6歳まで」に引き下げる方針を示したのだ。混浴における「年齢制限」は全国一律に定められたものではなく、各都道府県や保健所が設置される市の条例で決められる。
2020年には、厚生労働省が混浴の年齢制限の目安に関して、従来の「おおむね10歳以上」から「おおむね7歳以上」とする通知を全国の自治体に通達した。現在、多くの自治体で年齢引き下げが進められている。
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■ネットでも共感の声
昨年10月時点で「9歳まで」としていたのは全国8つの自治体のみで、そこに長野県も含まれていた。公衆浴場での混浴の年齢引き下げの動きが進んでいることは、ネット上でも話題に。
「幼稚園でもトイレは男女別、お着替えもパーティションで仕切って男女別にしているところがあるのに、どうしてお風呂は一緒で良いと思うんでしょうね?」「幼いとはいえ、公衆浴場で混浴というのは嫌かな」「うちは娘がいるけど、夫に頼んで男湯に入れるのは絶対あり得ない」「自分も6歳くらいで父親や兄でさえ嫌だったから未就学児までが妥当と思う」など、共感する声が続出。
なぜ、長野県は混浴の年齢引き下げるを考えているのか。長野県庁に取材した。