フット後藤輝基、考案した『水ダウ』の説が「ためになる」と話題に 「思ってたより深かった」
28日放送の『水曜日のダウンタウン』が、テレビ制作現場の“カンペ”にまつわるフットボールアワー・後藤輝基の疑問を検証。調査結果が視聴者の感心を呼んだ。
28日放送『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、過去にスタジオ出演者が考案した説の検証が行われた。さまざまな検証が行われる中、フットボールアワー・後藤輝基の説が「ためになる」と視聴者の話題を集めている。
■テレビ現場のカンペにまつわる説
後藤は2023年9月の放送で、テレビ収録の際に出されるカンペに関する説を発していた。後藤によると、東京のテレビ局はカンペが横書きだが、関西の局では縦書きしか見ないそう。
名古屋の局は縦横が混在しているそうで、この差が長年の疑問だという。実際にスタッフがTBS系列局で調査したところ、東京のTBSはカンペが横書きで、大阪の毎日放送は縦書きだった。
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■スタッフに聞いても不明
出演者に聞いてもこれは当然の認識だったため、大阪の番組スタッフに理由をたずねる。しかし、若手のスタッフは入社してから縦書きのカンペしか書いたことがなく、なぜこうなったかまではわからないという。
ここで、さらにベテランのスタッフにも取材したが、こちらも理由は不明だと回答。ただ、東京でカンペとして使われるスケッチブックは絵を描くもので、「カンペ」はA3のコピー用紙という認識だと述べた。
一方、入社40年のTBS製作ディレクターにも取材をすると、同氏が入社したとき、既にカンペはマジックにスケッチブックという今の形だったという。
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■後藤の言う通りの結果に
すると、長年、関西の番組制作をしてきた吉本興業所属の映像制作部プロデューサーから、かつては台本が縦書きだったため、カンペも同様に縦に書き写したとの証言が。
さらに、かつて関西のテレビ局には、スケッチブック自体がなかったとの証言も飛び出した。同氏は関東の現場にはスケッチブックが存在したため横書きにし、なかった関西は縦書きになったと推測。
VTRラストには、TBS系列局のカンペ縦横分布が表示され、RSK山陽放送と大阪・毎日放送のみが縦書きと判明。その他は全て横書きで、後藤の言う通り、中京地域のCBCのみが縦横混在という調査結果となった。
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■視聴者も感心の説
VTR後、ダウンタウンの浜田雅功は「お金の問題もあるってことかな?」とコメント。麒麟・川島明も「高かったんですねやっぱ、スケッチブックが」とし、歴史的に在京キー局のほうが規模や予算に恵まれているため、スケッチブックを使えたのではとした。
こうして終わった説に、SNSにには「カンペが関西と関東で違うって知らんかった…」「TBS系各局のカンペ分布! すげえ!」「カンペの説、思ってたより深かった…」「関西のカンペは縦書き説おもしろかった。ためになったわ」といった声が続出。笑いというよりも、感心する反応が相次いだ。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)