【DeNA】新リードオフマン度会隆輝がチームに+αをもたらす キャプテン牧秀悟「自分らしさ全開で」エース東克樹「キーマンになる」と期待
横浜DeNAベイスターズの度会隆輝が、前評判以上の成績で開幕1番ライトの座を掴んだ。この“ゴールデンルーキー”に対し、牧秀悟と東克樹からの期待は大きい。
3球団競合の末、相思相愛の横浜DeNAベイスターズに入団したドラフト1位ルーキーの度会隆輝。そんな度会について、キャプテンの牧秀悟とエースの東克樹が期待を語った。
■牧秀悟が「戦力になっている」と太鼓判
度会は、オープン戦では53打数23安打、打率.434と打ちまくり首位打者を獲得。盗塁も3、OPSは.955と、前評判通りどころかそれ以上の成績を残し、実力で開幕1番ライトの座を掴み取った。
今年からキャプテンを務める牧秀悟も、「キャンプからずっと結果を出し続けているからこその開幕一軍。もう戦力になっていると思います」とその実力に太鼓判を押す。
続けて「1番を打つと思いますし、なにせヒットを打つので、キモになってくると思います」と、打線でも重要な部分を占めると強調。「できないところは自分やその他の選手がカバーする。(打順的にも)その後のバッターもすごい選手がいるので、そこはもう思い切って、自分らしさ全開で1年間やってほしいと思います」とサポートを約束しつつ、今まで通りの元気印でいてほしいと熱望した。
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■「度会がキーマン」と東克樹
エースの東克樹も「オープン戦を見てきて、チームとしてはおそらく度会がキーマンになると思います」と推測する。
オープン戦ではバラエティに富んだ攻撃で得点能力の増した打線に、「やはり心強いですね。強力なクリーンアップもいますし、その前に度会がしっかり塁に出ていたので。そうした形での得点パターンを築き上げられたら、チームは強くなるでしょう」と語った。
さらに「昨年までとは違ったベイスターズとして、今シーズンは戦えるのではないでしょうか」と、“進化”した攻撃陣に期待を込めた。
キャプテンとエースからも大きな期待をかけられ、ファンからは異例のオリジナル応援歌も作られるほどの注目度を浴びている度会隆輝。「見ている方々を笑顔にしたい」という目標を現実のものにするために、まずは29日の開幕戦でHのランプを灯してもらいたい。
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■執筆者プロフィール
萩原孝弘:1971年生まれ。生まれも育ちも横浜の生粋のハマっ子で、大洋が横浜に移転して以来、一貫してホエールズ〜ベイスターズファン。
23年のオフィシャルイヤーブックもライターとして参加した。あくまでもファン目線で、独自のインタビューコラムや記事を各媒体で執筆中。
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(取材・文・写真/Sirabee 編集部・萩原孝弘)