きちんと確認してから言って… 約7割が「他人のミス」により受けた被害とは
自分がやったわけではないのに、なぜか責めてこられてしまい…。
人間である以上は、ときにミスをしてしまうこともあるだろう。しかし他の人のミスを自分のせいにされると、さすがに不快な気持ちになってしまうのも無理はない。
■約7割「他人のミスなのに…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「他の人のミス」に関する意識調査を実施したところ、全体で72.4%の人が「他人のミスなのに自分が疑われた経験がある」と回答した。
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■若い世代に多く
性年代別では、30〜40代の男性が8割を超える高い割合になっている。
また全体的に見ても、若い世代のほうが多い傾向があるといえるだろう。職場などでまだ若手を呼ばれる立場の場合、ミスを疑われてしまうのかもしれない。
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■いつもミスが多いせいで
ミスが出ると自分が疑われてしまう20代男性は、「そもそも自分はミスが多いので、なにかあったときにはまず疑われてしまいます。自分の日頃の行いが悪いのがいけないのですが、やっていないミスを自分のせいにされるのはあまりいい気持ちはしません。否定をしても、さらに疑ってくる人もいますし…」と話す。
疑われなくする方法はわかっているようで、「疑われないようにするには、自分のミスをなくすしかないんですよね。ただ注意はしていても、ついうっかりとやらかしてしまうんです。自分がミスを続けているうちは、たとえ他人のミスを疑われても強くは言えないのがもどかしいところで…」と複雑な気持ちを述べた。
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■反論してみると…
若い頃によく疑いの目を向けられた30代女性は、「おとなしく見られるほうなので、若い頃は仕事でミスが出るとなぜか自分に疑いの目を向けてくる先輩がいました。きっと、言いやすい相手だと思っていたのでしょうね。しつこくいろいろと聞かれて、本当に気分が悪かったのを覚えています」と当時を振り返る。
強く言い返すと効果があったようで、「そんな先輩への我慢が限界に達したときに、少し強い口調で言い返してしまったことがあったんです。まさかおとなしい私が反論してくるとは思っていなかった先輩は、驚きのあまりに泣いてしまいました。それからしばらくは、おとなしくなっていましたね」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名