若者は離れていると言われているが… 約4割が「自宅」でよくしていること
自宅にいるときには、どのようにして過ごしている人が多いのだろうか?
昨今、「若者のテレビ離れ」とよく言われている。現代では、どのような層がテレビを観ているのか気になるところである。
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■約4割「自宅でよくテレビを観る」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女659名を対象に「テレビの視聴」に関する意識調査を実施したところ、全体で36.3%の人が「自宅でよくテレビを観る」と回答した。
およそ3人に1人がテレビを頻繁に視聴していおり、まだまだテレビの存在は依然として日常生活の一部である人も多いといえるだろう。
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■女性のほうが多く
性年代別で見ると、すべての年代で女性の割合が高くなっている。
また男女ともに60代が一番多くなっており、年代が上がるほどにテレビを観ている人が増えるのかもしれない。
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■家族とのコミュニケーションに
テレビをよく観る40代男性は、「仕事から帰った後に、テレビを観るのが日課になっています。ニュース番組やバラエティが好きで、家族と一緒に楽しむことが多いですね。テレビは情報源としてだけでなく、家族とのコミュニケーションの一環としても重要な存在だと思っています」と話す。
子供たちはスマホで動画を観ることも多いようだが、「ただ子供たちは、スマホやタブレットで各々の好きな動画を観ていることも多いですね。しかしそれだときちんとしたコミュニケーションが取れないと思うので、せめて夕食後のひとときはみんなでテレビを観るようにしているんです」と続けた。
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■ネットで動画を観ることが多い
あまりテレビを観ない20代の学生は、「私の場合、テレビはほとんど観ません。一応、家にテレビはあるのですが、まったくつけない日のほうが多いと思います。日常生活では、スマホやタブレットでの動画視聴が中心です。動画を観る場合、YouTubeやTikTokなどを利用していますね」と語る。
ネットを利用した動画の視聴が多いようで、「テレビのニュースやドラマよりも、インターネットで話題のコンテンツの方が興味を引かれます。たまに興味のあるテレビ番組があっても、TVerなどを利用して観ることが多いですね。リアルタイムで観ることには、あまりこだわらないので…」とも話していた。
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■テレビを持っていない
Xでは、「テレビ観ながら内容について話し合ったり新しい知識を知ったりするのは楽しいし、団欒って感じも良い」など、テレビを肯定的にとらえる意見もあった。
しかし一方では、「テレビは、おもしろくないから観ない」と否定的な声も。さらには「テレビを持っていない」と、観る術がない人もいるようだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女659名