揖保乃糸そうめん「特級」食べたら想像以上だった… これは一度食べるとハマる
揖保乃糸のハイグレードの「特級」がスゴすぎる。贅沢したいときに食べたいおいしさ。
圧倒的な知名度を誇る「揖保乃糸」。スーパーなどで売られているそうめんと比較すると高価だが、そのおいしさから人気も非常に高い。
そんな揖保乃糸だが、販売されているものにはいくつかグレードがあるのはご存知だろうか。これまでスーパーで売られている「赤帯」こと「上級」しか食べたことがない記者が、今回は「黒帯」と言われる「特級」を食べ比べてみた。
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■高級感がスゴい「特級」
数ある種類の中で、上から2番目に高価な「特級」。贈答品としても人気で、Amazon(プライムデー開催中)などでも購入できる。
いかにも高級品らしい箱の中には、黒帯の揖保乃糸が。なんというか…「高級ですよオーラ」がスゴい。さすが特級品。ちなみに記者は食べるのはこれが初だ。
公式サイトによれば、「上質の原料小麦粉を使用して、厳寒期(12月〜翌年2月)につくられる」とのことで、製造は組合が選抜指定した熟練製造者に限定されているという。
麺の太さは上級でも0.70〜0.90mmと細いが、特級は0.65〜0.70mmとさらに細い。
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■「上級」と食べ比べてみる
上級より数倍の価格の特級は、はたしてどのような味なのか。それぞれおすすめの茹で方で調理して検証してみよう。
見た目はそこまで差はないのだが、茹でたあとに流水でもみ洗いしていたときは、特級のほうが明らかに手触りが細く感じられた。そこが味や食感にどう影響がでるか…
まずは上級から。揖保乃糸のランクでは下ではあるものの、すでに十分ウマすぎる。細い麺なのにしっかりとコシがあって、つるんとした喉越しがおいしい。
普段はスーパーのプライベートブランドのそうめんを食べている記者にとって、上級の時点ですでに高級品の印象しかないのだが、特級ではこれ以上のおいしさが待っているというのか…。
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■特級はやっぱりスゴい
そして特級を口に入れると…あっ、違う、全然違う! 口当たりは柔らかくて舌触りはつるんとしているのに、上級同様コシは強い。価格が高くなるだけあって満足度もやはり高い。そうめんってこんなにも食感が変わるんだ…。これが安く買えるなら無限に買ってしまいそうなほどハマる。
上級でも十分すぎるほどおいしいが、特級はまた特別というか、贅沢を感じたいときに食べたいそうめんであった。
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■さらなる高級品も…
高級品だと思っていた「上級」のさらに上を行く「特級」。贈答品として購入される理由もわかる。もちろん、上級はおいしく、高級であることには変わりない。安く買って済ませることも、贅沢に楽しむこともできるそうめんの奥深さをあらためて実感できた。
ちなみに、特級の上にはさらに価格が跳ね上がった「三神」なるものも存在する。そこまではさすがに手を出せないが、いずれ検証してみたい。
この記事は2022年7月13日に公開された記事を「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集して再掲載しています。
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(文/Sirabee 編集部・二宮 新一)