7割以上の人が自販機と無言の押し問答 入らないのには主に2つの理由があった
何度やっても入らないと思ったら、一度汚れを拭いてみるというのも一つの手のようだ。
ちょっとジュースを買いたくてお札を入れてみるものの、何度やっても押し戻されてうまくいかない。多くの人が同じような経験をしていることが、編集部の調査で分かった。
■およそ7割、自動販売機にお札が入らずイライラ
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女700名を対象に実施した調査では、全体で74.3%の人が「自動販売機にお札が入らずイライラした経験がある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は73.9%、女性は74.8%という結果になっている。
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■自販機で買うのを諦めコンビニへ
編集部が話を聞いた30代の男性は、「出先で子供にジュースをせがまれて買おうとしたのですが、千円札がどうやっても入ってくれなくて」と振り返る。
たまたまその時は小銭もなく、自販機で使用可能なお札をその千円札しか持っていなかったため、自販機での購入を諦めてコンビニに寄ることにしたという。
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■主な理由は「サイズ」と「汚れ」
7割以上の人が経験しているイライラ。お札が入らなくなるのは一体何故なのか。主な理由は「サイズ」と「汚れ」のようだ。
不特定多数の手に渡り、様々な環境下で使用されるお札。雨の日にびしょ濡れになったり、濡れた手で触ったり、ときには気づかずに洗濯してしまうこともあるかもしれない。そうすると、材質が紙なので縮んでしまうこともある。
あまりにもサイズが変化してしまうと、自動販売機からお札とみなされずに戻ってきてしまうということのようだ。
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■汚れを拭くと認識されることも
「汚れ」の場合は、多くの人の手に触れることで皮脂や汚れが付着し、センサーで読み取ることができずに返却されてしまうのだという。この場合、表面を綺麗に拭いてから入れ直すと認識されることもあるようなので、試す価値はありそうだ。
また硬貨についても、「厚さ」「大きさ」「材質」「重さ」から判別しており、摩耗していたり、歪んでいたり、汚れていたりすると正常に認識されず戻ってきてしまうことも。サイズに異常がなければ、こちらも一度拭いてから入れてみると案外すんなり認識されるかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女700名 (有効回答数)