トム・ブラウンの2人が激変…専門家が教える「絵本の読み聞かせのコツ」が目からウロコ過ぎた
「トム・ブラウン」のみちお、布川ひろきに読み聞かせの専門家が本気のアドバイス。すると、子供たちの反応が…。
15日放送の『夫が寝たあとに』(テレビ朝日系・ABEMA)では、絵本に関する特集が組まれた。出演したお笑いコンビ「トム・ブラウン」のみちお、布川ひろきが子どもたちに絵本の読み聞かせを行うのだが、その際に専門家から受けた意外なアドバイスに注目が集まっている。
■大成功に思えたが…
今回トム・ブラウンは5~6歳の保育園児に対し、2人が出演している話題の絵本『がったい!』の読み聞かせを行っていく。子供たちに合わせてゆっくりと読み聞かせを行い、決め台詞の「ダメー!」の部分ではアクションも取り入れしっかりと笑いを取っていた。
終了後にある程度の感触があったという布川は「3日前のライブよりウケましたよ」と語る。しかし、子供たちに感想を尋ねると「ダメー!」のアクションしか注目されておらず、“絵本の読み聞かせ”としては良い結果ではなかったことが判明した。
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■専門家が語る読み聞かせのコツ
実際に2人の読み聞かせを見ていた、JAPAN絵本よみきかせ協会認定講師の岡律子氏は100点満点中「13点」と評価。「絵本の良さが台無しでした」と酷評しつつも、改善のアドバイスを伝えていく。
はじめに指摘が入ったのが「見た目」について。布川の長い髪は絵本にかかってしまう、みちおのキャラTシャツは子どもの視線を奪ってしまうとして、絵本への集中力を下げてしまうのだとか。
さらに、大きな声や強い表現は子供を怖がらせてしまう…として、「普段の話し声のボリュームで読む」というのが大切だという。その他にも、手元が滑るため「絵本のカバーを外す」、子供がついてこれるように「ページをめくって2秒待つ」といった、意外と知らないコツを次々とレクチャーしていた。
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■再び読み聞かせをしたら…
その後も、計13個のアドバイスを受け、再度読み聞かせを行うトム・ブラウン。
「気が散らないように背景をシンプルにする」「絵本の高さを子供にあわせる」「絵本を見て子供の視線を誘導する」など、先程のアドバイスを忠実にこなしていくと、明らかに子供たちの反応がよくなった。
終了後、みちおは「空間が一体になって楽しい雰囲気がしました!」と効果を感じ、岡氏も100点の評価をつけた。一連のVTRを見ていたMCの横澤夏子と藤本美貴は「勉強になるし面白いし、めっちゃいい!」「感動するね」と絶賛したのだった。
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■執筆者プロフィール
根室 ひねき:『Sirabee』編集部記者。
ブラックコーヒーとブラックチョコで稼働している、東京育ちの20代のライター。取材、食レポ、エンタメ系などを中心に執筆することが多い。筋トレの沼から抜け出せなくなった悲しきゴーレム。
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(文/Sirabee 編集部・根室 ひねき)