高年収な人ほどラーメンのスープを飲み干している事実が判明
今や日本人の国民食といっても過言ではないラーメン。ラーメンの話になるとつい熱くなる人も少なくないが、最近ネットで話題となっているのは、ラーメンのスープを飲み干すこと。
さらにそれを極端にした「伏せ丼(空になった丼を逆さまにしてテーブルに置くこと)」である。
先日の記事でしらべぇ取材班がラーメン店主に聞いたところ、「飲み干してもらうとやっぱり嬉しいが、健康を考えて自分で調整してほしい」とのことだった。
しかし、この「スープ飲み干し」が人生に大きく影響しかねないという事実を突き止めた。
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■年収が高いほどスープ飲み干し率が上がる
以下のグラフをご覧いただきたい。
ラーメンのスープを飲み干す人の割合を「年収別」に見ると、明らかな差が見られる。年収300万以下では8割以上がスープを残すのに対して、1000万以上稼ぐ人たちはおよそ4割がスープを飲み干しているらしい。
バリバリ稼ぐためには、スープを飲み干すしかないのか…。もしくは儲かっているが激務の人たちは、体が猛烈に塩分を欲しているのだろうか。
しかし、このデータだけでは「平均年収の高い高齢世代が、健康も省みずにスープを飲みまくっているのでは?」と疑いを持つ向きもあるだろう。
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■年代別では大きな差がない飲み干し率
今回の調査では、60代を除くすべての年代でスープ飲み干し率は2割前後。60代のみ、健康志向のためかやや低くなっているがそれほど大きな差は見られない。
やはり、スープを飲み干すのは年収と高い相関があると考えてよさそうだ。ただし、年収アップをめざすからといって、そればかりするのは健康を意識すると考えもの。さらに、お店に迷惑をかけかねない「伏せ丼」は控えておいたほうがいいだろう。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年1月22日~2016年1月25日
対象:全国20代~60代の男女1,340名