渡辺えり、初共演の高畑淳子が明かした「破天荒すぎる過去」に赤面
同じ66歳にしてこのたび初共演を果たすことになった渡辺えりと高畑淳子。性格はまるで違うが、相性はぴったりのようで…。
女優の渡辺えりが29日、東京・銀座で開催された「喜劇『老後の資金がありません』」制作発表記者会見に出席。
「私、本当に老後の資金がないんです!」とプライベートを堂々明かすなど、初共演となる女優・高畑淳子とともにトークで会場を沸かせた。
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■リアルな主婦の奮闘を描く
垣谷美雨が著した同タイトル小説を原作とする本作。娘の派手婚、姑への仕送り、舅の葬儀費用、無職となった夫、平凡な主婦に次々と降りかかるそんな「老後の資金」問題がリアルに描かれていく。
舞台版では、脚本家・マギーがさらに笑って泣けて共感できる喜劇に仕上げており、渡辺、高畑のほか、多岐川華子、長谷川稀世、宇梶剛士、羽場裕一、原嘉孝、松本幸大らの出演が公表されている。
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■記者陣から爆笑の嵐
渡辺は「私、本当に老後の資金がないんです! どうしようかなと悩んでいるうちに66歳になり、このお芝居をやることに…。でも本当に楽しみです」と予想外のポジティブ思考で冒頭の挨拶をすると記者陣からは爆笑が。
新型コロナが芝居の世界にも大きく影を落としていることに触れつつ、「友情、愛情、家族愛だったり、(お金より)もっと大切なことがあるなと感じた一年でした。だから、舞台では明るく楽しく演じたいと思います!」と語った。
高畑は、「えりさんはエネルギッシュなかた。一方私はこう見えてか細く、弱く、だいたいお芝居の真ん中あたりで(声が出なくなり)無声映画のようになってしまう(笑)。体力の帳尻を合わせて頑張っていきたいと思います」とジョークを織り交ぜながら控えめな目標を掲げた。