東京23区ラーメン二郎どこが一番美味しいか調査7回目『環七新代田店』
東京23区の『ラーメン二郎』を食べ歩き、どこが一番美味しいかをランキング!
黄色い看板に、黒字でシンプルに大きく書かれた『ラーメン二郎』。開店前のお店には今か今かと待ちわびた客が行列を作るほどの人気ぶりで、もはや都市伝説かのように語り継がれている。
一部の「マズい」という評価も吹き飛ばす勢いで成長を続けている二郎だが、結局のところどこの店舗が一番美味しいのか?
週2回ペースで二郎を食べ続け、23区イチの二郎を見つけるこの企画。先週は台風でお休みしてしまったが、無事第7回を迎えることができた。今回は、『環七新代田店』を実食調査。
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■ヘヴィメタが響く二郎
下北沢駅からひとつ隣にある新代田駅のすぐそば。環七の大通りの脇にそびえ立つ、ラーメン二郎環七新代田店。開店10分前に訪れると、すでに10名ほどが並んでいた。
店内は細長くレトロなのだが、BGMはヘヴィメタという異様な空間。壁にはアイドル・BABYMETALのポスターまで。
さっそく、記者はラーメンをデフォルトで注文。出来上がるまでの間、BGMに耳を傾けていると音楽に感化され心が高鳴る。
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■メタル×二郎は上級者向け!
目の前に着丼したラーメンは、二郎にしては野菜が小盛りで決して多いとは言えない印象。
しかし見た目とは裏腹に、完食した頃には満腹感でノックダウン寸前。
なぜならば、麺がこれまでの二郎の中でもトップクラスの量と太さ。重く歪んた極太縮れ麺はハード仕様で、噛むたびにアゴを予想以上に刺激してくる。
さらに、あれほど噛み砕いたはずの麺が喉を通るたびに存在感を主張。
豚は厚切りに切り落とされ、噛みごたえは申し分なし。たたみかけるように胃袋で暴れ回り、満腹中枢がおかしくなってきた…。
スープは三田本店をしっかりと継承しており、カネシの辛さの中にほのかな甘味を感じることができる。このスープと脂を浴びた麺は、さらにUMEEE!
メニューにはトッピングとして「デスうずら」「デスソース」などの表記が。さらにロックに決めたければ、注文してもいいだろう。
気のせいなのか、長髪のロックなお客さんもチラホラ。ジロリアンだけではなく、メタラーからも愛されているのかも。
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■評価
今回の点数は…
・味 ★★★★(麺は極太縮れ麺)
・量 ★★★★(噛みごたえだけはバツグン)
・総合★★★★(上級者向け)
※5点満点
となった。メニューにはそのような表記はないのだが、汁なしやお持ち帰りもできる模様。客層は食べるスピードも早く呪文も熟知した人が多く、トップレベルの「ジロリアン」だと見受けられる。
お店独自のルールもあるようで、ドMかジロリアンでないと困惑することが多いかもしれない。
■これまでのランキング
1位:ひばりヶ丘駅前店(暫定)
2位:三田本店
3位:池袋東口店
4位:環七新代田店
5位:新橋店
6位:歌舞伎町店
7位:小滝橋通り店
(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
(文/しらべぇ編集部・ふふふふ)