東京23区ラーメン二郎どこが一番美味しいか調査17回目『環七一之江店』
東京23区の『ラーメン二郎』を食べ歩き、どこが一番美味しいかをランキング!
どんぶりの中にこれでもかというほどの麺がぶち込まれ、溢れ出しそうになるほどの濃厚なスープが注がれている。それはまるで、あぶらと野菜のチョモランマ。
いわずとしれたデカ盛りラーメンの巨匠「ラーメン二郎」。食べたその日は、1日中カラダから二郎臭が漂い、「臭い」と言われても仕方がないほど…。
体臭を我慢しながら週2回ペースで二郎を食べ続け、「東京都内イチの二郎」を見つけるこの企画。第17回となる今回は『環七一之江店』を実食調査。
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■環七沿いにそびえ立つ二郎
環七沿いに立ち並ぶラーメン店の中でも、一際異彩を放つ「環七一之江店」。
開店20分前から人が並び始め、開店するころには20名が並ぶ長蛇に。こぢんまりした店構えとは裏腹に、店内は広くて圧迫感もなく、ほどほどの清潔感。
小ラーメンは650円と、今まで訪れた二郎の中では最安価の最強のコスパ。さっそく、ジャンクな二郎で胃袋を満たそうと席に着席。
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■野菜マシマシ推奨
目の前に表れた二郎は、「なんじゃこりゃ」と口に出してしまいそうになるほど、お世辞にも全然盛られてないクタ野菜。
麺の量もそれほど多くなく、その辺にあるラーメン屋と変わらない。いつかの新宿で食べたラーメン二郎を彷彿とさせるそのビジュアルに、がっかりさせられたのだが、スープを一口飲んでみると…。
ウマい! 美味! 良質! カネシの風味と、ブタのコクが上手くスープに溶け込んでおり、化学調味料が味を引き締める。そのウマさは刺激的で、食べろ食べろと脳が司令を出す。
麺はやや細めのストレート麺で食べやすく、スルスルと飲み込んでしまう。ふと気がつくと完食。
これだけでは物足りないとカラダが欲しているほどだ。環七一之江店に訪れた際は、野菜マシマシの大盛りを頼んでおいたほうが後悔しないだろう。
豚も肉の食感を楽しめるほど肉厚だが、全体として小ぶりでジロリアンを満足できるかはいささか疑問が残る。
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■評価
今回の点数は…
・味 ★★★★(豚のコクもしっかり濃厚)
・量 ★★(二郎で1、2を争う少なさ)
・総合★★★(マシマシにすればまだまし)
※5点満点
味は確かなのに、量が極めて少ない。デカ盛りとして知名度をあげた二郎にしては弱気。大盛り野菜マシマシにでもすれば、ジロリアンも満足できる一品になり得るだろう。
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■これまでのランキング
1位:ひばりヶ丘駅前店(暫定)
2位:めじろ台法政大学前店
3位:三田本店
4位:神田神保町店
5位:荻窪店
6位:亀戸
7位:府中店
8位:小岩店
9位:池袋東口店
10 位:上野毛店
11位:環七新代田店
12位:品川店
13位:新橋店
14位:桜台駅前店
15位:環七一之江店
16位:歌舞伎町店
17位:小滝橋通り店
(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
(文/しらべぇ編集部・ふふふふ)