吉田鋼太郎主演『東京センチメンタル』登場人物が全員「こじらせ」!?
いくつになっても恋をしたい…大人のラブストーリー
■柴田に彼女出現で大盛り上がり
今回は「くるりや」の向かいで理容店を営む卓三の昔なじみで、いつも恋したいと思っているが失敗ばかりの柴田幸吉に、まさかの彼女が。しかもハーフ系美女・カリナという驚きの展開。
阿部さん:柴田は、超舞い上がってます。(笑)完全にバカップル状態だし、翻弄されていますね。
祖父江さん:カリナはふわっとしているというか、彼女にとってイチャイチャするのは普通で、当たり前な感じ。でも、どちらかというと柴田を家で飼っている犬とか猫とか、そういうペットをかわいがる感じでイチャついているイメージです。
阿部さん:でも柴田に彼女ができたことで、現場も盛り上がりました。卓三とあかねちゃんのやり取りも、いつもよりテンションが高くコミカルな仕上がりになっているのは、柴田がハッピーなのが影響したのかもしれません。
彼氏とイチャつくの例えが、「家で飼ってるペットをかわいがる感じ」って、どんな状態なのか!? 恋に憧れてこじらせ気味の柴田が、その状況に舞い上がるの図にも期待感が。
共演の高畑充希が、「今まで幸せそうな柴田さんが描かれていなかったので、見られて嬉しい、今回のスペシャルの見どころ!」と言い、現場でもバカウケ状態だったようで実際のイチャつきぶりが楽しみ。
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■卓三が見せる「男の美学」
今回は卓三にライバルがいるという三角関係で、どう展開していくのかも気になるところ。
阿部さん:大人のオジさまと若者が、一人の女性を幸せにしたいと考えて、それぞれがどうするのか――その中で、卓三はこれまでの作品では見せなかった、ある「美学」を見せてくれます。
人はいくつになっても、恋をしてしまうし、それは仕方ないことなんです。この作品を観て、多くの人に「いくつになっても、恋がしたい」と思ってほしいし、恋してもらいたいですね。
祖父江:自分に自信がないと言っていないで、もっとたくさん恋をしたらいい。それがどういう結果になっても、恋をすれば楽しいし、誰かを不幸にすることでなければ、どんな恋も素敵なことだと思います。
今回の舞台は御茶ノ水で、聖橋やニコライ聖堂、電車の音などが特徴的。とくに聖橋での卓三さんと楓さんのバックショットは美しくて、どこかヨーロッパ的な雰囲気も感じられます。そうした美しい風景と、大人の三角関係がどうなるのかを楽しんでください。
いくつになっても恋は楽しいし、何かをこじらせている部分はどこかでその人の「かわいらしさ」に繋がっている。年齢を重ねてもピュアに恋をする卓三の姿を観ることで、改めて恋の楽しさを感じられそうだ。
放送日時:3月30日(金)深夜0時12分~1時23分 ※テレビ大阪は4月2日(月)深夜0時12分より放送
放送局:テレビ東京系
出演:吉田鋼太郎、高畑充希、片桐仁、山田純大、阿部純子、玉城ティナ、青柳翔(劇団EXILE)、吉瀬美智子 ほか
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)